2011年02月25日

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新年度、研究者の方々向け応援フェア!

TIC出版月刊誌「マテリアルインテグレーション」
新年度、研究者の方々向け応援フェア!


 セラミックスを中心とした材料開発の紹介やその応用技術・加工技術の解説など、時代の要求に応えた内容が満載されている月刊誌「マテリアルインテグレーション」。

 この新年度、研究員の方々向けの応援フェアと致しまして、弊社のみの限定特別価格にて販売を致しております。

 また研究会、研修、セミナー等の資料としてご利用頂く場合も多々ございます。まとめてのご購入も大変お得となっております。

 御注文期間は、4月30日(土)の御申込までとさせて頂きますので、是非この機会をご利用下さい!
詳しくは下記URLをご覧ください。
http://cscenter.co.jp/shop/products/list.php?category_id=1

月刊誌「マテリアルインテグレーション」の広告掲載御申込受付中!
掲載料等、詳しくは御問合せ下さい。

TIC出版の書籍・月刊誌 御取扱い希望の書店様も御問合せ下さい。  


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2011年02月25日

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マテリアル インテグレーション 2011年1月号

特集 21世紀,期待される新型電池と新しいイオン伝導性固体たち

巻頭言
今中 信人

色素増感太陽電池 --研究開発の現状と将来展望--
東京理科大学 工学部 工業化学科 教授 荒川 裕則

バイオ電池開発の新展開
ソニー株式会社 先端マテリアル研究所 統括課長 戸木田 裕一

水酸化物イオン伝導性固体材料の開発と燃料電池への応用
阪府立大学大学院工学研究科 准教授 忠永 清治

水素化物系リチウムイオン伝導体の最新研究と材料開発状況
東北大学大学院工学研究科 金属フロンティア工学専攻 先端材料解析学分野 前川 英己

イオン伝導性の高い局所ナノ領域を導入した新しいプロトン伝導性固体電解質
豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系 松田 厚範

燃料電池を指向したアパタイト型ランタンシリケート酸化物イオン伝導体
兵庫県立工業技術センター 環境・バイオ部 部長 吉岡 秀樹

4価イオンを伝導種とする固体電解質
大阪大学大学院 工学研究科 博士後期課程 布谷 直義

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(41) 教育,研究,さらに窯業協会(現日本セラミックス協会)の運営に,また大学の運営にも尽力された工学院大学 関谷道雄教授
宗宮 重行

連載セラミックスの笛
轟 眞市

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2011年02月25日

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マテリアル インテグレーション 2010年12月号

特集 受動電子部品のエンベッディド化技術

特集にあたって
(株)富士通研究所 環境・エネルギー研究センター 今中 佳彦(巻頭言)

部品内蔵B2itTMプリント配線板-能動部品と受動部品の同時混載内蔵技術-
大日本印刷株式会社 電子デバイス事業部 研究開発本部 MC開発部 笹岡 賢司

ALIVHR技術を応用した部品内蔵基板
パナソニックエレクトロニックデバイス(株) 開発本部 材料デバイス開発センター 菅谷 康博

部品内蔵配線板EOMIN
太陽誘電株式会社 開発研究所 宮崎 政志

厚膜焼成法を用いた受動素子内蔵プリント配線板
北海道工業大学 創生工学部 機械システム工学科 見山 克己

超低インダクタンスキャパシタ内蔵基板(LICOPR)の各種特性
日本特殊陶業(株) 情報通信関連事業本部 オーガニックPKG事業部 山崎 耕三

IC内蔵基板SESUB
TDK株式会社 川畑 賢一

BaTiO3ナノ粒子を用いた電気泳動堆積法による薄膜キャパシタの作製
福岡県工業技術センター 化学繊維研究所 有村 雅司

超極薄基板内蔵キャパシタ材料
オーク三井テクノロジーズ 府川 佳広

チタン酸バリウムナノクリスタルを用いた薄膜キャパシタ
太陽誘電(株) 開発研究所 材料グループ 鈴木 利昌

フレキシブルエレクトロニクスに向けた受動素子内蔵化技術
株式会社富士通研究所 環境・エネルギー研究センター 主管研究員 今中 佳彦

受動部品・能動部品を内蔵した部品内蔵基板技術の開発
沖プリンテッドサーキット株式会社 e機能事業部 実装技術部TL 藤巻 升

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(40) 極めて真面目な,本当に教育者,研究者として若い人の教育に,研究に尽力したのみならず,大学行政にも努力し,更にダンスがプロ級に上手な大阪府立大学 田中雅美 名誉教授
宗宮 重行

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2011年02月25日

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マテリアル インテグレーション 2010年11月号

特集 次世代太陽電池

総論:環境に優しく,低コスト,資源的制約の少ない太陽電池
独立行政法人産業技術総合研究所 近藤 道雄

脱インジウム系CZTS薄膜太陽電池の開発
長岡工業高等専門学校  電気電子システム工学科 片桐 裕則

環境調和型半導体 (CZTS) を用いた非真空プロセスによる太陽電池の開発
長岡技術科学大学  電気系 打木研究室 助教授 田中久仁彦

CdTe薄膜太陽電池開発の現状と課題
木更津工業高等専門学校 電気電子工学科 准教授 岡本 保

フィルム型太陽電池
富士電機システムズ(株) 制御システム本部 太陽電池統括部 高野 章弘

太陽電池の計測のトレーサビリティと評価方法
産業技術総合研究所  太陽光発電研究センター 猪狩 真一

雑感:世界一の市場占有率CdS/CdTe太陽電池に想う
大阪大学 先端科学イノベーションセンター 山口 和文

連載タイ便り(47) バングラデシュのレンガ工場
チュラロンコン大学 和田 重孝

連載苦難を乗り越えて成長したエレクトロセラミックスの創業者村田昭,(株)村田製作所と,その発展を支えた岡崎清,佐分利治,脇野喜久男,藤島啓などの方々(3)
宗宮 重行

連載共鳴する身体
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

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2011年02月25日

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マテリアル インテグレーション 2010年10月号

特集 パルス通電場プロセシングⅢ --メカニズムと装置

パルス通電場プロセシングとは?
(株)エヌジェーエス 取締役 鴇田 正雄

歴史的経緯と将来性
(株)エヌジェーエス 取締役 鴇田 正雄

パルス通電場プロセシングのハードウエア
(株)エヌジェーエス 取締役 鴇田 正雄

パルス通電場プロセシングのシミュレーション実験
産業技術総合研究所 サステナブルマテリアル研究部門 主任研究員 尾崎 公洋

パルス通電場プロセシングにおけるプロセス評価
佐賀大学理工学部電気電子工学科 三沢 達也

パルス通電場プロセシングの熱的シミュレーション
広島大学大学院工学研究科機械システム工学専攻 松木 一弘

パルス通電場プロセシングによる焼結・固化および拡散現象
長岡技術科学大学 機械系 南口 誠

連載タイ便り(46)ヴェトナムのレンガ工場
チュラロンコン大学 和田 重孝

連載苦難を乗り越えて成長したエレクトロセラミックスの創業者村田昭,(株)村田製作所と,その発展を支えた岡崎清,佐分利治,脇野喜久男,藤島啓などの方々(2)
宗宮 重行

連載フットワークの軽い身体
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

資料広告新材料開発における分析評価への提案---ナノ材料開発への対応
NTTアドバンステクノロジ株式会社

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2011年02月25日

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マテリアル インテグレーション 2010年9月号

特集 健康・医療関連材料

特集に寄せて
本誌エレクトロニクセラミクス編集委員 岡本 明

ウェアラブルセンサによる健康情報モニタリング
WINヒューマン・レコーダー株式会社 代表取締役 板生 清

アパタイトを被覆した二酸化チタン光触媒
株式会社 ナノウェイヴ 稲垣 博

光触媒繊維を使った水処理
宇部興産株式会社 研究開発本部 無機機能材料研究所 山岡 裕幸

アフィニティ磁性ビーズを用いた生体物質の革新的な分離・精製技術
東京工業大学ソリューション研究機構 大学院生命理工学研究科 半田 宏

フェライトを用いた癌の診断・治療技術
東京工業大学 名誉教授 阿部 正紀

生体機能の非侵襲検査へ向けた新たな取り組み―超音波で電気・磁気を測る―
東京農工大学 大学院工学研究院 先端物理工学部門 生嶋 健司

医療用圧電材料
防衛大学校  通信工学科 山本 孝

酸化亜鉛(ZnO)系材料を用いた超小型紫外線センサー
広報IR室 望月 ローム株式会社

連載タイ便り(45) ヴェトナムの印象
チュラロンコン大学 和田 重孝

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(39-1)苦難を乗り越えて成長したエレクトロセラミックスの創業者村田昭,(株)村田製作所と,その発展を支えた岡崎清,佐分利治,脇野喜久男,藤島啓などの方々(1)
宗宮 重行

連載微笑をたたえ得る身体
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

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2011年02月25日

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マテリアル インテグレーション 2010年8月号

特集 パルス通電場プロセシングⅢ --実用材料・デバイスへの応用(3)

緻密化挙動・組織および機能特性
元大阪大学接合科学研究所 巻野 勇喜雄

熱物性特性
島根県産業技術センター 熱制御システム開発プロジェクト 研究員 吉岡 尚志

微細構造解析
いわき明星大学 科学技術学部 システムデザイン工学科 安野 拓也

MEMSおよびマイクロ部品への応用
京都大学大学院工学研究科マイクロエンジニアリング専攻 科学技術振興講師 宮野 公樹

電子・情報デバイス部材への応用
山口大学 大学院理工学研究科 教授 山本 節夫

放電プラズマ焼結法 (SPS) の生体材料作成への適用
東北大学大学院工学研究科 技術補佐員 大森 守

接合・燃焼合成への応用
新潟大学 大学院自然科学研究科 材料生産システム専攻 教授 大橋 修

随論翡翠とダイヤモンド
元 東芝総研・千葉工業大学 工学博士(東京工業大学) 岸井 貫

アユタヤの遺跡とラチャブリのレンガ工場
チュラロンコン大学 和田 重孝

連載セラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(38-2)明治,大正時代の日本の製鉄,製鋼用耐火物の会社,特に八幡製鐵所とその炉材工場の活躍,研究所の発展,第2次世界大戦後の八幡製鐵,新日本製鐵,八幡製鐵所の耐火物やスラグの利用発展の
宗宮 重行

連載至福の豆ごはん
(独)物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

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2010年07月13日

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マテリアル インテグレーション 2010年7月号

特集 パルス通電場プロセシングII --実用材料・デバイスへの応用(2)

セラミックス構造材料(窒化ケイ素,炭化ケイ素など)
物資・材料研究機構 ナノセラミックスセンター 主幹研究員 西村 聡之

セラミックス/セラミックスコンポジット
同志社大学 理工学部 機能分子・生命化学科 教授 廣田 健

アルミニウム合金
新潟大学 大学院自然科学研究科 材料生産システム専攻 教授 大橋 修

金属/金属間化合物積層材料の高機能化
大阪市立工業研究所 加工技術研究部  材料プロセシング研究室 研究室長 水内 潔

金属/セラミックスコンポジット
日本大学 理工学部 航空宇宙工学科 教授 出井 裕

磁性材料の概要
山口大学 大学院理工学研究科 教授 山本 節夫

傾斜機能材料
(株)エヌジェーエス 取締役 鴇田 正雄

タイのバイオマス発電
チュラロンコン大学 和田 重孝

近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(38-1)
宗宮 重行

一合めし小鍋炊きの熱工学
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

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2010年06月19日

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マテリアル インテグレーション 2010年6月号

特集 大型Liイオン二次電池と材料の進展

Liイオン二次電池の現状と将来
産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門 境 哲男

車載用大型Liイオン二次電池の開発
オートモーティブエナジーサプライ株式会社 米澤正智

固溶体系正極材料(Li2MnO3-LiMO2)の研究開発
日産自動車㈱ 総合研究所 社会・フロンティア研究室 大澤康彦

日本電工のスピネル型マンガン系正極材料の開発と量産
日本電工(株)電池材料事業部 開発センター 村井 匠

Liイオン二次電池用Mn系スピネル構造材料の開発
三井金属工業株式会社 蔭井慎也

ニッケル系正極活物質503LP
JFEミネラル(株) 電池材料部 浜野嘉昭

リン酸鉄系正極材料の特性改善と安全性
住友大阪セメント(株) 新規技術研究所 新材料研究グループ 中野雅継

三井造船の低炭素被覆・LiFePO4正極材料 (LCC)
三井造船株式会社 事業開発本部 LIB事業室 千葉LIB分室 坂口善樹

日立化成のリチウムイオン電池カーボン負極材料
日立化成工業株式会社 機能材料事業本部 無機材料事業部 無機材料開発部 石井義人

昭和電工のLiイオン二次電池負極材料
 昭和電工(株) 先端電池材料部 企画・管理ユニット 武内正隆

高耐久性負極材料「カーボトロンRP」の構造と特性
株式会社クレハ 総合研究所 炭素・電材研究室 小林 正太

大型リチウムイオン二次電池用負極材
日本カーボン(株) 生産技術本部 研究所 本川健一

リチウムイオン二次電池用高性能バインダー
JSR株式会社 広報部 亀井八朗

Liイオン二次電池用バインダー材料
日本ゼオン株式会社 総合開発センター高機能材料第2研究所 薮内庸介

ウボン・ラチャタニ-精米所、レンガ工場と大学-
チュラロンコン大学 和田 重孝

博士が愛した鍋
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

定価5,250円(税込・送料別) 別途送料200円

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2010年05月20日

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マテリアル インテグレーション 2010年4・5月号

特集 長岡技術科学大学(4,5月合併号)

極地氷床氷の力学的性質と流動
長岡技術科学大学 機械系 教授 東 信彦

冷陰極を用いた新たなX線源によるイメージング技術
長岡技術科学大学 副学長 斎藤秀俊

室温作動型オプティカル水素センサの研究
長岡技術科学大学 工学部 電気系 高田雅介,岡元智一郎

スーパーセラミックスを目指して技から科学へ-セラミックスにおける技学の構築
長岡技術科学大学 植松敬三

ナノマトリックス構造を有する植物資源由来ソフトマテリアルの創成
長岡技術科学大学 河原成元

レーザー誘起結晶化法による機能性単結晶パターニング
長岡技術科学大学  物質・材料系 小松高行

コンクリート構造物の塩害に関する研究
長岡技術科学大学 環境・建設系 下村 匠

微小気泡の吸着・脱離制御に基づく機能性デバイスの開発
長岡技術科学大学 工学部 河合 晃

脳波のフラクタル解析に基づいた感性計測とBCI -第4の価値軸とロボット制御-
長岡技術科学大学 工学部 電気系 中川匡弘

パルス細線放電による有機物被覆超微粒子作製装置開発とその用途探索
長岡技術科学大学  極限エネルギー密度工学研究センター 末松久幸

多機能・多孔質セラミックスの開発
長岡技術科学大学 産学融合トップランナー養成センター 特任准教授 松丸幸司

セラミック膜による二酸化炭素分離技術への展開
長岡技術科学大学 環境・建設系 姫野修司

d10電子状態の金属窒化物GaN光触媒粉末による水の分解反応
長岡技術科学大学 物質・材料系 齊籐信雄

ホットスポット酸素センサに関する研究
長岡技術科学大学 電気系 岡元智一郎

結晶配向セラミックスのための磁気キネティックプロセッシング
長岡技術科学大学 産学融合トップランナー養成センター 田中 諭

高度技術社会は安全安心社会か?-日本唯一のシステム安全専門職大学院の取り組み-
長岡技術科学大学 システム安全系 木村哲也

連載タイだより41 籾殻を燃料にするレンガの製造-カンボジアの場合-
チュラロンコン大学 和田重孝

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(37)
宗宮重行

連載フリーソフトウエアが学術論文の読者像をあぶり出す
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

定価6,300円(税込・送料別) 別途送料200円

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2010年04月20日

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マテリアル インテグレーション 2010年3月号

特集 省エネ,創エネで注目されるSiC (II )

パワー半導体SiCの展開
JSTイノベーションプラザ京都 松波 弘之

SiCデバイスの電力システム・大容量電源への適用
独立行政法人 産業技術総合研究所 エネルギー半導体エレクトロニクス研究ラボ 山口 浩

SiCパワーデバイスの開発
ローム株式会社研究開発本部 新材料デバイス研究開発センター 中野 佑紀

SiCパワーデバイスを用いたパルスパワー発生と応用
長岡技術科学大学電気系 江 偉華

大口径・高品質SiCバルク単結晶開発の現状
関西学院大学 SiC材料・プロセス研究開発センター センター長 教授 大谷 昇

高強度反応焼結SiCの微構造と強度特性
(株)東芝 電力・社会システム技術開発センター 高機能・絶縁材料開発部 須山章子

SiC/C複合材の作製とその摩擦摩耗特性
産業技術総合研究所 先進製造プロセス研究部門 平尾 喜代司

ムライト・炭化ケイ素複合材料の応力下における自己き裂治癒挙動
横浜国立大学大学院 工学研究院 高橋 宏治

SiC高純度微粉末の新合成法と焼結技術
物質材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 田中 英彦

放電プラズマ焼結法によるSiC-ZrB2共晶複合体
東北大学 金属材料研究所 教授 後藤 孝

連載籾殻を燃料にするレンガの製造--カンボジアの場合--
和田 重孝

第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授・科学者(42)
宗宮 重行

連載野焼きの炎とファイバヒューズの共通点
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

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2010年03月11日

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マテリアル インテグレーション 2010年2月号

特集 コラーゲン・テクノロジーの新展開

はじめに-なぜ,今,さかなコラーゲンか-
北海道大学大学院 水産科学研究院海洋応用生命科学専攻 都木靖彰

コラーゲンの基本構造
東京工業大学大学院 理工学研究科材料工学専攻 生駒俊之

魚のうろこのコラーゲンの特徴―分子生物学―
北海道大学水産科学研究院海洋応用生命科学専攻 都木靖彰

うろこの化学結合-コラーゲン抽出法-
多木化学株式会社  研究所 コラーゲン開発チーム 山口勇

魚の「うろこ」そして目と骨と--生物進化からみたコラーゲンの材料科学--
東京工業大学 大学院理工学研究科 材料工学専攻 田中順三

コラーゲンを用いた細胞培養と培養基材
(独)産業技術総合研究所  ナノテクノロジー研究部門 植村寿公

コラーゲンの特性を活かした新たな人工骨設計
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターライフサイエンスグループ研究員 柚木俊二

魚由来高密度コラーゲン--ハイドロキシアパタイト複合体を用いた人工骨の開発
北海道大学大学院 医学研究科 機能再生医学講座 運動機能再建医学分 杉浦弘明

軟骨再生
横浜市立大学大学院医学研究科 臓器再生医学 臓器再生医学 小林眞司,谷口英樹

医療デバイス-人工骨-の現状と展望
クラレメディカル株式会社  新事業推進部 桑山知也

高い機能性を実現する化粧品-3重らせんコラーゲンの特徴を活かす-
株式会社 高文堂  横浜生産本部 齊藤秀敏

化粧品業界の現状
豊通ケミプラス(株)  スペシャリティーケミカル本部 渡辺亨次

生物種の遠い魚と人--安全性の追求
北海道大学大学院  水産科学研究院 吉水守

医療機器の製造販売承認について
国立医薬品食品衛生研究所 名誉所員 土屋利江

産学連携から見たうろこコラーゲンの開発状況
東京工業大学 産学連携推進本部 産学連携コーディネーター 松林真奈美

おわりに---コラーゲンテクノロジーの展開
東京工業大学 大学院理工学研究科 材料工学専攻 田中順三

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2010年02月02日

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マテリアル インテグレーション 2010年1月号

特集 Ce, Pr, TbとEu, Sm

Ce, Pr, Tbの特徴
大阪大学大学院 工学研究科 教授 今中 信人

希土類を発光中心とする窒化物・酸窒化物蛍光体
独立行政法人 物質・材料研究機構ナノセラミックスセンター 広崎 尚登

バンドギャップ励起に基づくPrイオン賦活酸化物蛍光体
学習院大学理学部化学科 稲熊宜之

強発光を示すEu錯体の分子設計
奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 准教授 長谷川 靖哉

ユーロピウム (Eu) ドープガラスの発光特性
名古屋工業大学大学院 野上 正行

高効率太陽光発電のための可視-近赤外波長変換材料
京都大学大学院、人間・環境学研究科、相関環境学専攻、 田部勢津久(上田純平)

セリウムの性質と機能の多様性--光らずに輝く元素--
名古屋工業大学 未来材料創成工学専攻 セラミックス基盤工学研究センター センター長
小澤 正邦

連載タイ便り(39)籾殻を燃料にするレンガの製造--タイの場合(その1)--
チュラロンコン大学 和田 重孝

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(36)明治,大正,昭和における日本の光学機器,特に光学ガラスの発達史(1b)
宗宮 重行

連載異分野の研究者から論文を引用されるようになって見えてきたこと
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

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2010年01月14日

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マテリアル インテグレーション 2009年12月号

特集 (1)機能性セラミックス,(2)新ガラス

低温形成電子セラミックス技術の応用展開
(株)富士通研究所 ナノエレクトロニクス研究センター  今中佳彦

特集リチウムイオン電池のオールセラミックス化
物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 高田 和典

GaN基板を用いた青色・緑色LDの開発
日亜化学工業(株) 第2部門 窒化物半導体研究所 長濱 慎一

セラミックス人工骨
HOYA株式会社PENTAXニューセラミックス事業部 中島武彦

SiC半導体:結晶,デバイスからパワーエレクトロニクスへの展開
(独)産業技術総合研究所 イノベーション推進室 技術顧問 荒井 和雄

白金族金属の特徴と市場動向
株式会社フルヤ金属 吉田 幸介

一方向性凝固法によるSi多結晶の育成と評価
九州大学 応用力学研究所  基礎力学部門 ナノメカニクス分野 柿本 浩一

NEDOのナノガラス研究開発--特集にあたって
寺井ガラス技術事務所 寺井 良平

メタリン酸亜鉛ガラスと有機分子の反応により得られるプロトン伝導性ハイブリッド材料
名古屋工業大学大学院 未来材料創成工学専攻 教授 春日敏宏

レーザー照射によるガラス内部からの半導体 (Si) 析出とその制御
京都大学大学院工学研究科   准教授 三浦 清貴

見学記鉄:137億年の宇宙誌
元・千葉工業大学教授・東芝総研 工学博士(東京工業大学) 岸井 貫

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(36)明治,大正,昭和における日本の光学機器,特に光学ガラスの発達史(1a)
宗宮 重行

連載高校生に「光ファイバ通信の父」が\\ ノーベル賞を貰った理由を説明するには
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

定価3,150円(税込・送料別) 別途送料200円

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2009年11月26日

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マテリアル インテグレーション 2009年11月号

特集  パルス通電場プロセシングによる実用材料・デバイスへの応用

硬質材料I(超硬合金材料)
佐賀県工業技術センター 材料環境部 川上 雄二

硬質材料II (セラミックス基材料)
秋田県産業総合研究センター工業技術センター 杉山 重彰

形状記憶合金
近畿大学 工学部機械工学科 京極 秀樹

金属ガラスへの応用
東北大学金属材料研究所 附属金属ガラスセンター 木村 久道

熱電材料
大阪大学大学院工学研究科 附属原子分子イオン制御理工学センター 井藤 幹夫

カーボン基材料
島根県産業技術センター 上野 敏之

誘電体材料
産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門 竹内 友成

連載ファイバヒューズの動画に突然注目が集まった事の顛末
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

連載第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授・科学者(41)ソ連邦現在のロシア共和国の1962年(昭和37年)以降水熱合成研究室長となったDr. A. N. Lobachevと,その後輩で現在活躍中の女史Dr. L. N. Demyanets
宗宮 重行

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2009年09月24日

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マテリアル インテグレーション 2009年9・10月号

特集 機能元素のナノ材料科学(9,10月合併号)

抵抗スイッチングを示す金属-ペロブスカイト型マンガン酸化物界面での伝導機構
東京大学 大学院工学系研究科応用化学専攻 大久保勇男

Eu,Y置換Ca2SnO4のサイト選択性と蛍光発光特性
東北大学 多元物質科学研究所 教授 山根久典

金属イオン添加リン酸カルシウムの合成と微細構造
大阪府立大学 大学院工学研究科 物質化学系専攻マテリアル工学分野 中平 敦

超高圧超高温下での合成と結晶成長
名古屋大学大学院工学研究科マテリアル理工学専攻 長谷川 正

誘電体TiO2/SrTiO3ヘテロ界面の構造と電子状態
名古屋大学 大学院工学研究科 科学技術振興機構 さきがけ 太田 裕道

分極軸配向正方晶Pb(Zr,Ti)O3厚膜の作製と評価
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 物質科学創造専攻 舟窪 浩

強磁性を示す準安定酸化物薄膜の合成と構造
京都大学大学院 工学研究科 材料化学専攻 教授 田中 勝久

GaMnNのバンド構造と常磁性-強磁性可逆転移
京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 電子システム工学部門 准教授 園田早紀

酸化物セラミックスの焼結挙動と機能元素
物質・材料研究機構ナノセラミックスセンター 高融点微結晶グループ 主幹研究員 吉田 英弘

半導体中転位の電気的性質
東京大学生産技術研究所 枝川 圭一

ねじり成分によるアルミナ小傾角粒界の構造変化
大阪市立大学 大学院工学研究科 機械物理系専攻 講師 中村 篤智

高密度ポリマーナノシリンダーアレイによるテンプレートプロセス
東京工業大学資源化学研究所  集積分子工学部門 助教 鎌田香織

STEM直接観察による複雑化合物の局所解析
東京大学大学院 工学系研究科 阿部英司

Control of the nonmaterial structure on the modified TiO2 (110) surface
北海道大学  触媒化学研究センター 教授 朝倉 清高

(巻頭言)機能元素のナノ材料科学---新プロセス研究を中心として---
東京大学大学院工学系研究科 総合研究機構 幾原 雄一

連載Geocities.com/Tokyo 1406番地の消滅を迎えて
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(35)
宗宮 重行

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2009年09月24日

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マテリアル インテグレーション 2009年8月号

特集 非鉛系圧電材料(2)

ドメインエンジニアリングによる非鉛系圧電材料開発の最新
山梨大学大学院 医学工学総合研究部 和田 智志

非鉛ニオブ酸塩系圧電体セラミックス薄膜
名古屋大学・エコトピア科学研究所ナノマテリアル科学研究部門 准教授 坂本 渉

マイクロ波焼結によるチタン酸バリウムの高性能化
株式会社富士セラミックス 開発部 部長 高橋 弘文  

スクリーン印刷法による非鉛系強誘電体厚膜の作製
富山県工業技術センター加工技術課 課長 二口 友昭

結晶配向性非鉛系圧電セラミックスの微細構造制御
慶應義塾大学大学院理工学研究科総合デザイン工学専攻 教授 木村 敏夫

ビスマス層状化合物配向セラミックスの圧電特性
株式会社村田製作所 技術・事業開発本部材料開発統括部材料1部 木村 雅彦

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(35)日本で始めて「セメント製造会社」(小野田セメント製造会社)を創設した笠井順八,中興の祖といわれている安藤豊録 元社長の栄光と苦難の道(1)
宗宮重行

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2009年09月24日

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マテリアル インテグレーション 2009年7月号

特集 非鉛系圧電材料(1)

非鉛系圧電セラミックスの研究開発状況とその課題
東京理科大学理工学部 竹中 正

シェアモードを用いた非鉛系圧電材料の応用
東京工業大学大学院理工学研究科 鶴見 敬章

二段階焼結法で作製されたチタン酸バリウム圧電セラミックス
富山県立大学 唐木 智明

ニオブ系非鉛圧電体セラミックスの現状と今後の展開
名古屋工業大学大学院工学研究科 准教授 柿本 健一

非鉛積層圧電セラミックスを用いた小型超音波モータ
太陽誘電株式会社 開発研究所 土信田 豊

連載第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授(40)
宗宮 重行

連載プレゼン修行拾遺録 【第6回】発表練習の効果を侮るなかれ
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2009年06月28日

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マテリアル インテグレーション 2009年6月号

特集 マイクロバブルとソノプロセス

巻頭言
特集号によせて
技術総合研究所中部センター 先進製造プロセス研究部門 超音波プロセス研究グループ 飯田 康夫
今回の特集である「マイクロバブル」と「ソノプロセス」がどこでつながるのか,すぐに察しのつく読者はこの駄文を飛ばしてすぐに本文を読んでいただければ有難いのだが,両者に共通するキーワードは「泡」なのである.
「ソノプロセス」とは超音波の化学工学的応用を指すが,超音波を溶液中に照射することにより発生するキャビテーション気泡という数ミクロンの「泡」の作用を用いることが多い.この「泡」は超音波により振動し,圧壊,マイクロストリーミングなどの特異な現象を引き起こす.気泡の圧壊時には,ピコ秒オーダーの短い時間ではあるが,気泡内部は数千度,数百気圧といった極限状態となり,OHラジカルの発生などの化学反応を引き起こす.超音波による環境汚染物質の分解やナノ粒子の合成などが可能となるのは,このような「泡」によるエネルギー集中が起きているためと考えることができる.ヴィーナスが海の泡から誕生したというギリシャ神話をご存知と思うが,生命の起源を海の「泡」に求めることも不可能ではない,と考えるのは筆者だけではないと思うのだが...
さて,もう一つのテーマである「マイクロバブル」であるが,これには2つの異なった「泡」があることを説明しておきたい.一つは気体を機械的せん断力などでミクロの大きさまで細かくして液体に分散した気泡であり,「泡」がビールの泡などよりも極端に小さいことから,気体の溶解が容易であることなどの特徴を有し,すでに水環境浄化,養殖や水耕栽培などの水産・農業分野などで活発な実用化が進められている.一方では,効用を高く謳った応用商品が先行してしまっている場面も稀に見受けられるが,他方では,化学工学的手法に基づいた,しっかりとした基礎的研究も大きく進展しているおり,重要な化学プロセスの一つとして成長しつつあることを認識しておきたい.
もう一つの「マイクロバブル」は,タンパク質などの殻をかぶった「泡」であり,従来,超音波診断用の造影剤として開発が進められてきたものである.超音波と「泡」は強く相互作用し,医療診断装置の進歩とともに,鮮明なイメージを医師に提供することによって,ガンの早期診断などに活用されている.さらに重要なことには,「泡」の殻や内部に薬用成分を含ませることにより,リアルタイムで病変患部を観察しながら,「泡」の輸送や破壊を超音波で制御して,ドラッグデリバリーや治療を実現しようという試みが実を結びつつある点であろう.
これら3つの「泡」はお互いの存在を意識しながらも,相互の交流はあまり活発ではなかった.今回,マテリアルインテグレーション誌よりお話をいただいた時には,どうなることかと大変心配であったが,それぞれの分野を代表する第一線の研究者の方々に原稿をいただくことができ,3つの「泡」を見通せる,良い特集号ができたのではないかと感じている.本特集を契機に3つの「泡」の交流が活発化することを期待している.また,これまで,「泡」とあまり付き合いのなかった読者の方々にも,これを機会に「泡」を見直していただければ,特集担当者としては大きな喜びであり,ビールの泡も美味しくいただける.
最後になりましたが,ご多忙のなか,執筆をご快諾いただいた著者の方々に厚く感謝申し上げます.

超音波によるマイクロバブル群の凝集・再分散を利用した浮上分離プロセス
慶應大学理工学部 寺坂 宏一

光触媒ナノ粒子と超音波技術をカップリングしたがん治療法
金沢大学自然計測応用研究センター 自然計測領域エコテクノロジー研究部門 清水 宣明

タンパク質を殻としたマイクロバブルの調製とその挙動
産業技術総合研究所先進製造プロセス研究部門超音波プロセス研究グループ 飯田 康夫

機能性酸化物セラミックのソノプロセス
九州大学大学院工学研究院応用化学部門(機能) 准教授 榎本 尚也

リポソーム型微小気泡(バブルリポソーム)を利用した超音波遺伝子・薬物デリバリー
帝京大学薬学部生物薬剤学教室 鈴木 亮

タンパク質を殻としたマイクロバブルの調製とその挙動
産業技術総合研究所先進製造プロセス研究部門超音波プロセス研究グループ 飯田 康夫

音響整合層付き4分割150kHz PZT圧電セラミック振動子を用いた超音波照射システムによるナノダイヤモンド微粒子の分散性改善に関する研究
桐蔭横浜大学医用工学部臨床工学科 竹内 真一

マイクロバブルが滞留する液相へのエネルギー付与効果--超音波,マイクロ波--
千葉工業大学 工学部 生命環境科学科 尾上 薫

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(34)浅野総一朗の波乱に満ちた生涯と事業の栄枯盛衰,浅野セメント(株)の発展(2)
宗宮 重行

連載英語、日本語、執筆稼業メモ[1]英文執筆に役立つ電子辞書類検索環境
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞一

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2009年06月28日

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マテリアル インテグレーション 2009年5月号

特集 マイクロ・ナノバブル(1)-いろいろつかえるマイクロ・ナノバブル

巻頭言
特集にあたって
独立行政法人産業技術総合研究所 高橋 正好
海の魚と川の魚がひとつの水槽内で共存して泳ぐ(下図)という,あたかも竜宮城のような不思議な世界を実現したのは「ナノバブル」と呼ばれる超微小気泡である.ナノバブルは直径が1$\mu$mにも満たない小さな気泡であり,長期に持続していることが特徴である.通常,この様に微小な気泡を水中で発生させると,気泡内部に含まれる気体が急速に周囲の水に溶け出すため,気泡はほぼ瞬間的に消滅する.ところがナノバブルの場合,気泡の周囲を高濃度のイオン類が取り巻いていており,内部の気体が水に溶解することを抑制することで長期に安定化していると考えられている.これはマイクロバブルと呼ばれる直径50$\mu$m以下の微小気泡を利用して生成することで初めて可能になった技術である.
淡水魚と海水魚の共存,弱った魚の急速な回復,水没状態で花を咲かせ続ける胡蝶蘭など不思議な効果が注目されてきたナノバブルであるが,これを医療やバイオなどの実用分野で有効に活用しようという研究が活発化している.また,ナノバブルのベースであるマイクロバブルについても,これ自体が非常に新しい技術であり,水処理や環境改善,化学工学,農水産業などの分野で応用が進められつつある.
「泡(あわ)」は我々に大変になじみの深い存在であるが,微小な気泡が通常とは異なった効果を発揮することが明らかになったのは21世紀の幕開けと時期をほぼ同じくしている.この様な新しい技術であるマイクロバブルやナノバブルを実用の場で如何に使いこなしていくか,このことが技術開発の主体である.また,そのための作用メカニズムの解明が急務の課題となっている.本特集はマイクロバブルやナノバブルへの取り組みで中心的な役割を果たしている研究者が最新の情報を提供することにより日本発の技術である極微小気泡の応用展開の推進に寄与することを目的としている.

マイクロバブルとナノバブルの基礎と工学的応用
産業技術総合研究所 高橋 正好

マイクロバブルの農業分野への利用の可能性
明治大学農学部農学科 玉置 雅彦

マイクロバブルの水産・養殖分野への応用
独立行政法人水産総合研究センター屋島栽培漁業センター 場長 山本 義久

ナノバブルの医療分野への応用
東京医科歯科大学医学部 眞野 喜洋

ナノバブル水の歯周治療への応用
東京医科歯科大学歯学部附属病院 維持系診療科 歯周病外来 荒川 真一

酸素ナノバブルの抗炎症・抗細胞増殖作用--血管内皮および平滑筋細胞における効果--
自治医科大学循環器内科 北條 行弘

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(34)浅野総一朗の波乱に満ちた生涯と事業の栄枯盛衰,浅野セメント(株)の発展(1)
宗宮 重行

連載プレゼン修行拾遺録[5]四十四の手習い
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞一

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2009年04月10日

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マテリアル インテグレーション 2009年4月号

特集 MEMSデバイス関係の半導体プロセスとエレセラ材料技術のせめぎあい

MEMSとセラミックス(総論)
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 江刺 正喜

MEMS用封止ガラスと接合材料の可能性
旭硝子株式会社 エレクトロニクス & エネルギー事業本部 技術開発部 髙木 悟

極細貫通電極付きガラス基板
NEC SCHOTT コンポーネンツ(株) ニュービジネスグループ シニアエキスパート 鎌田 宏

シリコンと熱膨張係数を合わせた多層貫通配線LTCC基板
ニッコー株式会社 研究開発部 毛利 護

ガラスのレーザーダイシング
レーザー技術総合研究所 藤田 雅之

微細ガラスプレスモールディング用SiCモールド
東北大学 大学院工学研究科 ナノメカニクス専攻 田中 秀治

モノリシックPZT多軸マイクロステージ
東北大学 大学院工学研究科 小野 崇人 他

水晶を用いた各種センサ
早稲田大学大学院情報生産システム研究科 植田 敏嗣

Micromachining of LiNbO3 and its application to wireless passive SAW sensors
Department of Nanomechanics, Graduate School of Engineering, Tohoku University Sendai Andrew B. Randles

連載第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授や科学者(39)高圧の材料化学,ハイドロサーマル反応,ソルボサーマル反応による材料の合成,材料科学の発展に尽力したフランス ボルドー大学 Gerard Demazeau教授
宗宮 重行

連載プレゼン修行拾遺録 【第4回】我、如何にして人に口頭発表術を説くに至りしか
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2009年03月12日

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マテリアル インテグレーション 2009年3月号

特集 マルチフェロイクス材料の作製と応用(2)
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マルチフェロイック材料における磁化誘起非線形光学効果
東京大学大学院理学系研究科化学専攻 教授 大越 慎一 他

ダブルペロブスカイト構造マルチフェロイック酸化物
京都大学化学研究所 島川 祐一 他

マルチフェロィック薄膜の光学特性
東京理科大学 理学部第一部応用物理学科 岡村 総一郎 他

BiFeO3薄膜からのテラヘルツ波発生と光新機能
大阪大学レーザーエネルギー学研究センター 教授  (南京大学 兼任教授) 斗内 政吉

BiFeO3単結晶における欠陥制御--欠陥誘起分極反転--
東京大学先端科学技術研究センター 野口 祐二

マルチフェロイック材料の第一原理計算
広島大学大学院 先端物質科学研究科 小口 多美夫

多結晶BiFeO3薄膜の応力および電界による結晶変形
大阪大学大学院基礎工学研究 中嶋 誠二 他

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(33)明治初期の化学工業,特に明治維新後のセメント,耐火レンガなどの製造発展に尽力した最後の蘭学者,そして日本最初の近代化学技術者 宇都宮三郎氏
宗宮 重行

連載プレゼン修行拾遺録 【第3回】Merci, 謝謝, スパシーバ
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2009年03月12日

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マテリアル インテグレーション 2009年2月号

特集 マルチフェロイクス材料の作製と応用
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特集にあたって
大阪大学大学院 基礎工学研究科 システム創成専攻電子光科学領域 奥山 雅則

最近,マルチフェロイクス材料が大きな注目を浴びている.マルチフェロイクスというのは,強誘電性,強磁性,強弾性等の効果を複数併せ持つ物質であり,特に強誘電性と強磁性の共存が最も注目されている.強誘電性は正と負の電荷中心のずれによるもので強磁性は電子のスピンによるものであり,一般に互いに相関はないと考えられる.しかし,螺旋構造など特殊な構造においては強誘電性と強磁性の相互作用による相関が期待され,これまでにない機能性デバイスを生み出す基幹材料として期待されている.例えば,磁場印加により分極ヒステリシスが変わったり,逆に電場印加により磁化ヒステリシスが変わったりする電気磁気効果が期待される.これらの現象を用いれば,電場と磁場を組み合わせることにより,これまでの2値ではなく4値を用いる多値論理,磁化と電気分極を組み合わせたメモリや演算素子,電場により磁化を変えてファラデー効果を利用した光アイソレータ,磁界や電界印加により感度制御のできる高ダイナミックレンジセンサ等様々な機能素子の実現が想起される.

これらのマルチフェロイクスは古くからその実現が期待されていたにもかかわらず,顕著な効果を示す物質が見出されなかったため研究は進んでいなかったが,TbMnO3において顕著な電気磁気効果が低温で見いだされ,さらに実用的な室温での巨大な分極を持つ強誘電性と弱い強磁性を示すBiFeO3薄膜が作製されたことから,世界中から大きな注目を集めることとなった.このように世界的に注目を浴びているマルチフェロイクスの研究において,日本における研究への貢献も大きい.

そこで,これまでに提案された多くのマルチフェロイック材料に対し,その強誘電性と強磁性の共存やその相互作用の原理,単結晶や薄膜の作製と強誘電性・強磁性等の物性評価,デバイス応用への期待などについて第一線の研究者による解説をお願いした.本特集により,マルチフェロイクスの現状を理解し今後の研究発展を予見いただき,更なる進展ができければ幸いである.

マルチフェロイクス物質--機能材料への課題
東京大学工学系研究科,ERATOマルチフェロイクスプロジェクト 小野瀬 佳文 他

鉄酸化物および銅酸化物における磁気秩序誘起の強誘電性
大阪大学大学院基礎工学研究科 木村 剛

次世代メモリとしてのマルチフェロイック材料
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 教授 石原 宏

MOCVD法によるBiFeO3基薄膜の合成と評価
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 物質科学創造専攻 舟窪 浩 他

マルチフェロイクスの構造物性研究
東北大学 多元物質科学研究所 有馬 孝尚

YMnO3系マルチフェロイック薄膜の物性と応用
大阪府立大学大学院 工学研究科 吉村 武 他

(1-x)BiFeO3-xBaTiO3の磁気誘電特性と微細構造
大阪府立大学・大学院工学研究科 森 茂生 他

連載第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授と科学者(38)イギリス生れの真面目な,苦労して学位を得たDavid A. Payne University of Illinois at Urbana-Chanmpaign教授
宗宮 重行

連載プレゼン修行拾遺録 【第2回】バイリンガル・プレゼンテーション
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2009年01月29日

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マテリアル インテグレーション 2009年1月号

特集 環境触媒 -期待される21世紀の兵たち-

特集にあたって
大阪大学大学院工学研究科 教授(ゲストエディター) 今中 信人

生体においては酵素として,石油化学工業では有益な成分に分解する有能な材料として古くから活躍している優れ“モノ”,これらはよく知られている触媒の一例である.近年,環境分野での触媒の貢献が大いに期待されてきている.今回の新春号では“環境触媒”をキーワードとし,21世紀,空気環境,生活環境,エネルギー環境分野において特に活躍が期待される兵たちの面々を紹介する.この中のいくつかが21世紀の世の中で役に立っていることを願って.

VOC浄化触媒
大阪大学大学院 工学研究科 准教授 増井 敏行 他

進化する自動車用触媒
ダイハツ工業(株) 先端技術開発部 上西 真里 他

希薄燃焼エンジン排ガスのためのNOx還元触媒
名古屋大学大学院 工学研究科 教授 薩摩 篤 他

ディーゼルパティキュレート低温酸化触媒
九州大学大学院工学研究院 応用化学部門 教授 石原 達己

可視光照射下での水分解反応を目指した光触媒の開発
東京大学大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 久富 隆史 他

環境問題解決を目指した光触媒による二酸化炭素および硝酸イオンの還元反応
東京理科大学 理学部応用化学科 飯塚 光祐 他

金ナノ粒子触媒による空気浄化とグリーンケミストリー
首都大学東京大学院 都市環境科学研究科 准教授 武井 孝 他

サルファーフリーガソリン,軽油の製造技術
新日本石油(株) 研究開発本部 中央技術研究所 シニアスタッフ 早坂 和章 他

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(32)窯業基礎工学の体系化などを試み,研削材,アルミナとその水和物,ポルトランドセメント構成鉱物,顔料,固相反応などの研究をされた山口悟郎東京大学教授
宗宮 重行

連載プレゼン修行拾遺録 【第1回】ミッフィーとベクトルマン
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2008年12月27日

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マテリアル インテグレーション 2008年12月号

特集 発光材料の新展開

ダイヤモンドを用いた光センサの開発
物質・材料研究機構 センサ材料センター グループリーダー 小出 康夫 他

無機ELの開発状況
NHK放送技術研究所 材料・デバイス 田中 克

半導体ナノ結晶蛍光体 --作製法と新材料の開発--
大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻 准教授 小俣 孝久 他

新規なSn系およびZr系ペロブスカイト型酸化物蛍光体
九州工業大学大学院 工学研究院 物質工学研究系 応用化学部門 植田 和茂

新規PDP用蛍光体の開発
鳥取大学大学院工学研究科 大観 光徳 他

フラットパネルディスプレイの最新動向
東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社 森田 廣

透明セラミックスの開発
コバレントマテリアル株式会社事業開発本部 コアテクノロジーセンター 藤田 光広

非極性面窒化物半導体発光素子の最近の動向
東北大学 多元物質科学研究所 尾沼 猛儀 他

白色LED技術の最新動向
日亜化学工業(株) 第2部門LED技術本部 本部長 板東 完治

連載第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授(37)日本人を多数World Academy of Ceramicsの会員にし,国際会議CIMTECなどを多数回開催し,会議に東側の研究者,西側の研究者もを集め,学者間の国際交流に尽力したイタリアのDr. Pietro Vincenzini
宗宮 重行

連載研究生活のためのインフォマティクス
【第3回】セルフアーカイビングのすすめ―かわいい著作には旅をさせよ
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

定価3,150円(税込・送料別) 別途送料200円

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2008年12月14日

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マテリアル インテグレーション 2008年11月号

特集 熱電発電材料の実用化

熱電発電材料の実用化に向けて--- 新熱電時代の胎動 ---
独立行政法人 産業技術総合研究所 ナノテクノロジー研究部門 舟橋 良次

カスケード型熱電発電モジュールの開発
コマツ研究本部産機研究室 海部 宏昌

民生用熱電発電のための高効率材料・モジュール開発
ヤマハ株式会社 プロダクティブテクノロジー事業戦略推進部 堀尾 裕磨

自動車の排熱利用
株式会社 三五 第1技術部 長谷 周一

自動二輪車用の熱電発電ユニットの開発
独立行政法人 産業技術総合研究所 サステナブルマテリアル研究部門 三上 祐史

抵抗加熱式工業炉における熱電変換技術
株式会社 IHI 技術開発本部 上松 和夫 他

熱電発電システム技
国立東京工業高等専門学校 電子工学科 永吉 浩

薄膜センサ
産業技術総合研究所 先進製造プロセス研究部門 申 ウソク 他

熱電発電の将来展望
湘南工科大学 名誉教授 梶川 武信

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(31)秩父セメント株式会社 初代から5代目までの社長,諸井恒平,大友幸助,諸井貫一,大友恒夫,諸井虔社長の苦労と栄光の奮闘記(5)諸井虔社長
宗宮 重行

連載研究生活のためのインフォマティクス 【第2回】 研究成果のトレーサビリティ---汝のディスクを闇で満たすなかれ
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

定価3,150円(税込・送料別) 別途送料200円

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2008年11月27日

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マテリアル インテグレーション 2008年10月号

巻頭言
酸化亜鉛をめぐる戦略的開発の必要性
特集にあたって
東北大学多元物質科学研究所,(株)福田結晶技術研究所 福田 承生

酸化亜鉛 (ZnO) は,天然ゴムの加硫促進剤や,UVカット顔料や脱臭剤などに使用されており,セラミックスは圧電性を利用した圧電ジャイロなどへの応用が期待されている.また,ZnOは3.2~3.4eVのバンドギャップを持ちn-型半導体の性質を有する.可視光に対し透明であるため,透明半導体としての応用が期待される.多岐に渡る応用が期待されるZnOは,これまで多くの研究者によって研究・開発がされている.1999年12月に発行された本誌マテリアルインテグレーションでは,「多様な電子機能を持つ酸化亜鉛の新展開」について特集が組まれ,ZnOを用いた紫外レーザーや透明電導膜,SAWフィルタや蛍光体・ELデバイスなど様々な方面からZnOの持つ可能性についてまとめられた.これらの研究は薄膜や多結晶を用いて行われたものであり,当時,ZnOバルク結晶はまだ出てきていなかった.ZnOの研究開発は2000年代前半にドラスチックに加速する.2000年に入り,東北大と東京電波の共同研究により2インチサイズ高品質バルクZnO単結晶の開発に成功し,東京電波により量産されるようになった.また,2004年には東北大・金研の川崎教授らによって窒素添加によるZnOのp型化と,それを用いたp-i-n接合によるZnOの青色発光が発表され,紫外--青色発光素子としての応用に注目が集まっている.バルク単結晶の開発と,ZnOのp型化という2つのブレークスルーを突破したことにより,ZnOは世界中の注目を集めることとなった.欧州では2002年に11カ国24機関が一体となり,ZnOを用いたダイオードの開発を目指すプロジェクトSemiconductor OXides for UV OptoElectronics, Surface acoustics and Spintronics (SOXESS) がスタートした.
バルク単結晶基板の開発とp型化という2つの大きなブレークスルーを突破したZnOは,環境調和型の次世代デバイスを支える材料として注目されているが,半導体としてのZnOは実用化には達していない.そのため,ZnOを用いた結晶作製及び結晶技術を,諸外国に先駆けて戦略的に開発し,実用化を早期実現させることが強く要望される.
応用物理学会結晶工学分科会シリサイド系半導体と関連物質研究会によりまとめられたロードマップによると,ZnO結晶技術は2030年に従来技術との融合による透明多機能デバイス,2040年にSiとの融合によるシステムオンチップが実現される.これらを支える基盤技術として,低抵抗・大面積均一化の開発によるInフリー透明電導膜の実現や,GaN用基板としてのバルク単結晶,不純物低減・電動制御・界面制御技術の確立による高効率紫外レーザーや低コストLEDの開発,また,ナノ構造の制御による透明トランジスタ,生体バイオセンサーの開発や室温強磁性による透明磁石スピントロニクスなどの実現が要求される.そのためには,ZnO基板を用いたホモエピ成長技術が非常に重要となってくる.現在のバルクZnO結晶は,不純物などの問題があり半導体グレードには達しておらず更なる開発が必要である.現在,欧州ではSOXESSによる連合体制で取り組んでいるが,日本では各社単独での開発であり1社のみが結晶を提供している.結晶開発技術の飛躍的な向上に向け,SiやGaAs単結晶開発は複数社が国家プロジェクトをもとに共同で行った.ZnOも類似の方法(ソルボサーマル法)で開発されているGaN結晶と併して国家戦略として取り上げても良いテーマではないだろうか.

酸化亜鉛の新展開(2)

水熱合成法によるZnO単結晶育成技術
東京電波株式会社 新素材事業部 鈴木 崇雄 他

反応性プラズマ蒸着法によるZnO薄膜の特性と応用
学校法人 高知工科大学総合研究所 山本 哲也 他

スパッタ法によるZnO系薄膜の作製とLCDへの応用
金沢工業大学 光電相互変換デバイスシステムR & D センター 南 内嗣

酸化亜鉛薄膜のデバイスへの応用
(独) 産業技術総合研究所 エレクトロニクス研究部門 柴田 肇 他

酸化亜鉛の欠陥構造と物性
独立行政法人 物質・材料研究機構 大橋 直樹 他

導電性ZnOパウダの開発とその特性
ハクスイテック株式会社 技術部 山本 泰生

機能性セラミックス関連材料の現在と今後

MRAM開発の最新動向
(独)物質・材料研究機構 磁性材料センター フェロー 猪俣 浩一郎

機能性セラミックスの不純物・欠陥制御とそのキャラクタリゼーション--センサ材料を例に--
(独)物質・材料研究機構 センサ材料センター 羽田 肇

自動車用リチウムイオン電池の開発状況
オートモーティブエナジーサプライ株式会社 内海 和明

連載第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授,科学者(36)祖父張公權,父張国利,息子張邦衡と3代にわたり日本のために尽力した張一家,息子は現在アメリカ Northwestern大学 材料科学工学科のR. P. H. (Bob) Chang教授
宗宮 重行

連載研究生活のためのインフォマティクス 【第1回】ポケットひとつの原則---ファイルは手ぶらで運ぶもの
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

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2008年09月28日

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マテリアル インテグレーション 2008年9月号

特集 環境・エネルギー関連材料

化石燃料に代わる発電技術--太陽光発電
太陽光発電技術研究組合 理事長 桑野 幸徳

固体高分子形燃料電池の開発と応用
NEC ナノエレクトロニクス研究所 吉武 務

固体酸化物形燃料電池の開発状況
(独)産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 燃料電池材料グループ 山地 克彦

圧電素子--究極のエコ発電
株式会社音力発電 代表取締役,慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 速水 浩平

波力発電の現状と課題
佐賀大学 海洋エネルギー研究センター 永田 修一

熱を電気に直接変換する夢の材料
名古屋大学大学院工学研究科 河本 邦仁

高電圧を用いた殺菌技術の開発
国立東京工業高等専門学校 物質工学科 教授,地域連携テクノセンター長 北折 典之

チタン酸バリウム系セラミックスによる二酸化炭素の吸収技術
株式会社 村田製作所 研究開発センター 材料開発統括部 機能材料研究部 斉藤 芳則

遮熱塗料(高反射塗料)の展開
(元)長島特殊塗料株式会社 技術本部 顧問 木下 啓吾

環境負荷低減セラミックス製造技術の最近の動向
独立行政法人 産業技術総合研究所 先進製造プロセス研究部門 長岡 孝明 他

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した\\偉人,怪人,異能,努力の人々(31)秩父セメント株式会社 初代から5代目までの社長,諸井恒平,大友幸助,諸井貫一,大友恒夫,諸井虔社長の苦労と栄光の奮闘記(4) 大友恒夫社長
宗宮 重行

連載技術者の道具箱(3):UNIXの遣い手達の横のつながり
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2008年09月28日

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マテリアル インテグレーション 2008年8月号

特集 世界と共に発展するための中核技術--美と技の創造物

モルフォ蝶のナノ構造が織りなす美の世界
大阪大学大学院生命機能研究科 木下 修一

美しく不思議なヘリカルらせん構造が生み出す究極のデバイス---カーボンマイクロコイル (CMC) の魅力
岐阜大学 工学部 元島 栖二

日本の伝統技術・技能「匠の技」の特徴
京都工芸繊維大学大学院基盤科学部門・准教授 芳田 哲也 他

ハイドロゲル界面に形成した脂質二分子膜--1分子センサーの開発を目指して--
大阪大学大学院生命機能研究科 分子情報連携研究センター 井出 徹

連載 健康環境産業シリーズ(2)シリカカプセルに内包された酸化チタン光触媒の合成と機能
大阪大学 太陽エネルギー化学研究センター 准教授 池田 茂

連載 健康環境産業シリーズ(2)生活者視点に立った家庭の衛生対策
花王(株)生活者研究センター 小島 みゆき

連載 タイ便り(38)籾殻の総合的利用
Chulalongkorn University, Faculty of Science, Professor 和田 重孝

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した\\偉人,怪人,異能,努力の人々(31)秩父セメント株式会社 初代から5代目までの社長,諸井恒平,大友幸助,諸井貫一,大友恒夫,諸井虔社長の苦労と栄光の奮闘記(3)諸井貫一社長
宗宮 重行

連載第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授(35)東京工業大学 斎藤進六教授,佐多敏之教授などとの交流関係があり,日本とフランスとのセラミックスの交流に尽力し,2006年には名古屋工業大学から名誉博士号を授与されたフランスLimoges大学,National College for Engineering in Industrial Ceramics (ENSCI)のJean Francois Baumard教授
宗宮 重行

連載技術者の道具箱(2):Linuxとの巡り合わせは葉隠の如し
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

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2008年08月09日

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マテリアル インテグレーション 2008年7月号




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特集 ナノパウダー合成とその応用

ナノクリスタル研究の動向 -“True Nano”を目指して -
山梨大学大学院医学工学総合研究部 和田 智志

走査トンネル顕微鏡法による個々のナノ粒子の物性評価
筑波大学大学院 数理物質科学研究科,CREST-JST 重川 秀実 他

表面間相互作用の制御によるナノ粒子分散技術
東京農工大学大学院共生科学技術研究院 神谷 秀博

ナノ粒子におけるメソ多孔性
早稲田大学 先進理工学研究科応用化学専攻 黒田 一幸 他

単分子膜リソグラフィによるナノオブジェクトのケミカルマニピュレーション
京都大学大学院工学研究科材料工学専攻 杉村 博之

有機シェル--無機コア構造体ナノ粒子の湿式プロセス合成
東京農工大学大学院共 生科学技術研究院 特任准教授 山田 真実

火炎噴霧熱分解法によるナノ粒子の合成
広島大学大学院 工学研究科 物質化学システム専攻 教授 奥山 喜久夫 他

熱プラズマを用いたナノ粒子合成
独立行政法人 物質・材料研究機構 ナノセラミックスセンター 石垣 隆正

顕微分光によるナノ粒子の発光評価
京都大学化学研究所 金光 義彦

ピラミッド形粒子集積体アレイの作製
東京工業大学大学院理工学研究科 瀬川 浩代

酸化亜鉛ナノ粒子の材料設計とその機能性
堺化学工業株式会社 中央研究所 小林 恵太

シュウ酸法によるチタン酸バリウムのナノパウダー
富士チタン工業株式会社 電子材料事業部 取締役事業部長 西戸 守仁

連載技術者の道具箱: LaTeX を使い続けて20年
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