2010年02月02日

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マテリアル インテグレーション 2010年1月号

特集 Ce, Pr, TbとEu, Sm

Ce, Pr, Tbの特徴
大阪大学大学院 工学研究科 教授 今中 信人

希土類を発光中心とする窒化物・酸窒化物蛍光体
独立行政法人 物質・材料研究機構ナノセラミックスセンター 広崎 尚登

バンドギャップ励起に基づくPrイオン賦活酸化物蛍光体
学習院大学理学部化学科 稲熊宜之

強発光を示すEu錯体の分子設計
奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 准教授 長谷川 靖哉

ユーロピウム (Eu) ドープガラスの発光特性
名古屋工業大学大学院 野上 正行

高効率太陽光発電のための可視-近赤外波長変換材料
京都大学大学院、人間・環境学研究科、相関環境学専攻、 田部勢津久(上田純平)

セリウムの性質と機能の多様性--光らずに輝く元素--
名古屋工業大学 未来材料創成工学専攻 セラミックス基盤工学研究センター センター長
小澤 正邦

連載タイ便り(39)籾殻を燃料にするレンガの製造--タイの場合(その1)--
チュラロンコン大学 和田 重孝

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(36)明治,大正,昭和における日本の光学機器,特に光学ガラスの発達史(1b)
宗宮 重行

連載異分野の研究者から論文を引用されるようになって見えてきたこと
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

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2009年11月26日

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マテリアル インテグレーション 2009年11月号

特集  パルス通電場プロセシングによる実用材料・デバイスへの応用

硬質材料I(超硬合金材料)
佐賀県工業技術センター 材料環境部 川上 雄二

硬質材料II (セラミックス基材料)
秋田県産業総合研究センター工業技術センター 杉山 重彰

形状記憶合金
近畿大学 工学部機械工学科 京極 秀樹

金属ガラスへの応用
東北大学金属材料研究所 附属金属ガラスセンター 木村 久道

熱電材料
大阪大学大学院工学研究科 附属原子分子イオン制御理工学センター 井藤 幹夫

カーボン基材料
島根県産業技術センター 上野 敏之

誘電体材料
産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門 竹内 友成

連載ファイバヒューズの動画に突然注目が集まった事の顛末
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

連載第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授・科学者(41)ソ連邦現在のロシア共和国の1962年(昭和37年)以降水熱合成研究室長となったDr. A. N. Lobachevと,その後輩で現在活躍中の女史Dr. L. N. Demyanets
宗宮 重行

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2009年06月28日

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マテリアル インテグレーション 2009年6月号

特集 マイクロバブルとソノプロセス

巻頭言
特集号によせて
技術総合研究所中部センター 先進製造プロセス研究部門 超音波プロセス研究グループ 飯田 康夫
今回の特集である「マイクロバブル」と「ソノプロセス」がどこでつながるのか,すぐに察しのつく読者はこの駄文を飛ばしてすぐに本文を読んでいただければ有難いのだが,両者に共通するキーワードは「泡」なのである.
「ソノプロセス」とは超音波の化学工学的応用を指すが,超音波を溶液中に照射することにより発生するキャビテーション気泡という数ミクロンの「泡」の作用を用いることが多い.この「泡」は超音波により振動し,圧壊,マイクロストリーミングなどの特異な現象を引き起こす.気泡の圧壊時には,ピコ秒オーダーの短い時間ではあるが,気泡内部は数千度,数百気圧といった極限状態となり,OHラジカルの発生などの化学反応を引き起こす.超音波による環境汚染物質の分解やナノ粒子の合成などが可能となるのは,このような「泡」によるエネルギー集中が起きているためと考えることができる.ヴィーナスが海の泡から誕生したというギリシャ神話をご存知と思うが,生命の起源を海の「泡」に求めることも不可能ではない,と考えるのは筆者だけではないと思うのだが...
さて,もう一つのテーマである「マイクロバブル」であるが,これには2つの異なった「泡」があることを説明しておきたい.一つは気体を機械的せん断力などでミクロの大きさまで細かくして液体に分散した気泡であり,「泡」がビールの泡などよりも極端に小さいことから,気体の溶解が容易であることなどの特徴を有し,すでに水環境浄化,養殖や水耕栽培などの水産・農業分野などで活発な実用化が進められている.一方では,効用を高く謳った応用商品が先行してしまっている場面も稀に見受けられるが,他方では,化学工学的手法に基づいた,しっかりとした基礎的研究も大きく進展しているおり,重要な化学プロセスの一つとして成長しつつあることを認識しておきたい.
もう一つの「マイクロバブル」は,タンパク質などの殻をかぶった「泡」であり,従来,超音波診断用の造影剤として開発が進められてきたものである.超音波と「泡」は強く相互作用し,医療診断装置の進歩とともに,鮮明なイメージを医師に提供することによって,ガンの早期診断などに活用されている.さらに重要なことには,「泡」の殻や内部に薬用成分を含ませることにより,リアルタイムで病変患部を観察しながら,「泡」の輸送や破壊を超音波で制御して,ドラッグデリバリーや治療を実現しようという試みが実を結びつつある点であろう.
これら3つの「泡」はお互いの存在を意識しながらも,相互の交流はあまり活発ではなかった.今回,マテリアルインテグレーション誌よりお話をいただいた時には,どうなることかと大変心配であったが,それぞれの分野を代表する第一線の研究者の方々に原稿をいただくことができ,3つの「泡」を見通せる,良い特集号ができたのではないかと感じている.本特集を契機に3つの「泡」の交流が活発化することを期待している.また,これまで,「泡」とあまり付き合いのなかった読者の方々にも,これを機会に「泡」を見直していただければ,特集担当者としては大きな喜びであり,ビールの泡も美味しくいただける.
最後になりましたが,ご多忙のなか,執筆をご快諾いただいた著者の方々に厚く感謝申し上げます.

超音波によるマイクロバブル群の凝集・再分散を利用した浮上分離プロセス
慶應大学理工学部 寺坂 宏一

光触媒ナノ粒子と超音波技術をカップリングしたがん治療法
金沢大学自然計測応用研究センター 自然計測領域エコテクノロジー研究部門 清水 宣明

タンパク質を殻としたマイクロバブルの調製とその挙動
産業技術総合研究所先進製造プロセス研究部門超音波プロセス研究グループ 飯田 康夫

機能性酸化物セラミックのソノプロセス
九州大学大学院工学研究院応用化学部門(機能) 准教授 榎本 尚也

リポソーム型微小気泡(バブルリポソーム)を利用した超音波遺伝子・薬物デリバリー
帝京大学薬学部生物薬剤学教室 鈴木 亮

タンパク質を殻としたマイクロバブルの調製とその挙動
産業技術総合研究所先進製造プロセス研究部門超音波プロセス研究グループ 飯田 康夫

音響整合層付き4分割150kHz PZT圧電セラミック振動子を用いた超音波照射システムによるナノダイヤモンド微粒子の分散性改善に関する研究
桐蔭横浜大学医用工学部臨床工学科 竹内 真一

マイクロバブルが滞留する液相へのエネルギー付与効果--超音波,マイクロ波--
千葉工業大学 工学部 生命環境科学科 尾上 薫

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(34)浅野総一朗の波乱に満ちた生涯と事業の栄枯盛衰,浅野セメント(株)の発展(2)
宗宮 重行

連載英語、日本語、執筆稼業メモ[1]英文執筆に役立つ電子辞書類検索環境
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞一

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2009年01月29日

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マテリアル インテグレーション 2009年1月号

特集 環境触媒 -期待される21世紀の兵たち-

特集にあたって
大阪大学大学院工学研究科 教授(ゲストエディター) 今中 信人

生体においては酵素として,石油化学工業では有益な成分に分解する有能な材料として古くから活躍している優れ“モノ”,これらはよく知られている触媒の一例である.近年,環境分野での触媒の貢献が大いに期待されてきている.今回の新春号では“環境触媒”をキーワードとし,21世紀,空気環境,生活環境,エネルギー環境分野において特に活躍が期待される兵たちの面々を紹介する.この中のいくつかが21世紀の世の中で役に立っていることを願って.

VOC浄化触媒
大阪大学大学院 工学研究科 准教授 増井 敏行 他

進化する自動車用触媒
ダイハツ工業(株) 先端技術開発部 上西 真里 他

希薄燃焼エンジン排ガスのためのNOx還元触媒
名古屋大学大学院 工学研究科 教授 薩摩 篤 他

ディーゼルパティキュレート低温酸化触媒
九州大学大学院工学研究院 応用化学部門 教授 石原 達己

可視光照射下での水分解反応を目指した光触媒の開発
東京大学大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 久富 隆史 他

環境問題解決を目指した光触媒による二酸化炭素および硝酸イオンの還元反応
東京理科大学 理学部応用化学科 飯塚 光祐 他

金ナノ粒子触媒による空気浄化とグリーンケミストリー
首都大学東京大学院 都市環境科学研究科 准教授 武井 孝 他

サルファーフリーガソリン,軽油の製造技術
新日本石油(株) 研究開発本部 中央技術研究所 シニアスタッフ 早坂 和章 他

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した偉人,怪人,異能,努力の人々(32)窯業基礎工学の体系化などを試み,研削材,アルミナとその水和物,ポルトランドセメント構成鉱物,顔料,固相反応などの研究をされた山口悟郎東京大学教授
宗宮 重行

連載プレゼン修行拾遺録 【第1回】ミッフィーとベクトルマン
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

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2008年11月27日

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マテリアル インテグレーション 2008年10月号

巻頭言
酸化亜鉛をめぐる戦略的開発の必要性
特集にあたって
東北大学多元物質科学研究所,(株)福田結晶技術研究所 福田 承生

酸化亜鉛 (ZnO) は,天然ゴムの加硫促進剤や,UVカット顔料や脱臭剤などに使用されており,セラミックスは圧電性を利用した圧電ジャイロなどへの応用が期待されている.また,ZnOは3.2~3.4eVのバンドギャップを持ちn-型半導体の性質を有する.可視光に対し透明であるため,透明半導体としての応用が期待される.多岐に渡る応用が期待されるZnOは,これまで多くの研究者によって研究・開発がされている.1999年12月に発行された本誌マテリアルインテグレーションでは,「多様な電子機能を持つ酸化亜鉛の新展開」について特集が組まれ,ZnOを用いた紫外レーザーや透明電導膜,SAWフィルタや蛍光体・ELデバイスなど様々な方面からZnOの持つ可能性についてまとめられた.これらの研究は薄膜や多結晶を用いて行われたものであり,当時,ZnOバルク結晶はまだ出てきていなかった.ZnOの研究開発は2000年代前半にドラスチックに加速する.2000年に入り,東北大と東京電波の共同研究により2インチサイズ高品質バルクZnO単結晶の開発に成功し,東京電波により量産されるようになった.また,2004年には東北大・金研の川崎教授らによって窒素添加によるZnOのp型化と,それを用いたp-i-n接合によるZnOの青色発光が発表され,紫外--青色発光素子としての応用に注目が集まっている.バルク単結晶の開発と,ZnOのp型化という2つのブレークスルーを突破したことにより,ZnOは世界中の注目を集めることとなった.欧州では2002年に11カ国24機関が一体となり,ZnOを用いたダイオードの開発を目指すプロジェクトSemiconductor OXides for UV OptoElectronics, Surface acoustics and Spintronics (SOXESS) がスタートした.
バルク単結晶基板の開発とp型化という2つの大きなブレークスルーを突破したZnOは,環境調和型の次世代デバイスを支える材料として注目されているが,半導体としてのZnOは実用化には達していない.そのため,ZnOを用いた結晶作製及び結晶技術を,諸外国に先駆けて戦略的に開発し,実用化を早期実現させることが強く要望される.
応用物理学会結晶工学分科会シリサイド系半導体と関連物質研究会によりまとめられたロードマップによると,ZnO結晶技術は2030年に従来技術との融合による透明多機能デバイス,2040年にSiとの融合によるシステムオンチップが実現される.これらを支える基盤技術として,低抵抗・大面積均一化の開発によるInフリー透明電導膜の実現や,GaN用基板としてのバルク単結晶,不純物低減・電動制御・界面制御技術の確立による高効率紫外レーザーや低コストLEDの開発,また,ナノ構造の制御による透明トランジスタ,生体バイオセンサーの開発や室温強磁性による透明磁石スピントロニクスなどの実現が要求される.そのためには,ZnO基板を用いたホモエピ成長技術が非常に重要となってくる.現在のバルクZnO結晶は,不純物などの問題があり半導体グレードには達しておらず更なる開発が必要である.現在,欧州ではSOXESSによる連合体制で取り組んでいるが,日本では各社単独での開発であり1社のみが結晶を提供している.結晶開発技術の飛躍的な向上に向け,SiやGaAs単結晶開発は複数社が国家プロジェクトをもとに共同で行った.ZnOも類似の方法(ソルボサーマル法)で開発されているGaN結晶と併して国家戦略として取り上げても良いテーマではないだろうか.

酸化亜鉛の新展開(2)

水熱合成法によるZnO単結晶育成技術
東京電波株式会社 新素材事業部 鈴木 崇雄 他

反応性プラズマ蒸着法によるZnO薄膜の特性と応用
学校法人 高知工科大学総合研究所 山本 哲也 他

スパッタ法によるZnO系薄膜の作製とLCDへの応用
金沢工業大学 光電相互変換デバイスシステムR & D センター 南 内嗣

酸化亜鉛薄膜のデバイスへの応用
(独) 産業技術総合研究所 エレクトロニクス研究部門 柴田 肇 他

酸化亜鉛の欠陥構造と物性
独立行政法人 物質・材料研究機構 大橋 直樹 他

導電性ZnOパウダの開発とその特性
ハクスイテック株式会社 技術部 山本 泰生

機能性セラミックス関連材料の現在と今後

MRAM開発の最新動向
(独)物質・材料研究機構 磁性材料センター フェロー 猪俣 浩一郎

機能性セラミックスの不純物・欠陥制御とそのキャラクタリゼーション--センサ材料を例に--
(独)物質・材料研究機構 センサ材料センター 羽田 肇

自動車用リチウムイオン電池の開発状況
オートモーティブエナジーサプライ株式会社 内海 和明

連載第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授,科学者(36)祖父張公權,父張国利,息子張邦衡と3代にわたり日本のために尽力した張一家,息子は現在アメリカ Northwestern大学 材料科学工学科のR. P. H. (Bob) Chang教授
宗宮 重行

連載研究生活のためのインフォマティクス 【第1回】ポケットひとつの原則---ファイルは手ぶらで運ぶもの
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

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2008年09月28日

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マテリアル インテグレーション 2008年8月号

特集 世界と共に発展するための中核技術--美と技の創造物

モルフォ蝶のナノ構造が織りなす美の世界
大阪大学大学院生命機能研究科 木下 修一

美しく不思議なヘリカルらせん構造が生み出す究極のデバイス---カーボンマイクロコイル (CMC) の魅力
岐阜大学 工学部 元島 栖二

日本の伝統技術・技能「匠の技」の特徴
京都工芸繊維大学大学院基盤科学部門・准教授 芳田 哲也 他

ハイドロゲル界面に形成した脂質二分子膜--1分子センサーの開発を目指して--
大阪大学大学院生命機能研究科 分子情報連携研究センター 井出 徹

連載 健康環境産業シリーズ(2)シリカカプセルに内包された酸化チタン光触媒の合成と機能
大阪大学 太陽エネルギー化学研究センター 准教授 池田 茂

連載 健康環境産業シリーズ(2)生活者視点に立った家庭の衛生対策
花王(株)生活者研究センター 小島 みゆき

連載 タイ便り(38)籾殻の総合的利用
Chulalongkorn University, Faculty of Science, Professor 和田 重孝

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した\\偉人,怪人,異能,努力の人々(31)秩父セメント株式会社 初代から5代目までの社長,諸井恒平,大友幸助,諸井貫一,大友恒夫,諸井虔社長の苦労と栄光の奮闘記(3)諸井貫一社長
宗宮 重行

連載第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授(35)東京工業大学 斎藤進六教授,佐多敏之教授などとの交流関係があり,日本とフランスとのセラミックスの交流に尽力し,2006年には名古屋工業大学から名誉博士号を授与されたフランスLimoges大学,National College for Engineering in Industrial Ceramics (ENSCI)のJean Francois Baumard教授
宗宮 重行

連載技術者の道具箱(2):Linuxとの巡り合わせは葉隠の如し
物質・材料研究機構 光材料センター 轟 眞市

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2008年06月02日

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マテリアル インテグレーション 2008年5.6月号




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特集 化学センサの新展開(第1章/ガスセンサ・第2章/バイオセンサ・イオンセンサ)

巻頭言
特集にあたって
化学センサ研究会会長(九州大学産学連携センター) 三浦 則雄
社団法人電気化学会の化学センサ研究会は,九州大学の故清山哲郎先生らが中心となって,前身のセンサ研究懇談会(1977年発足)を発展させて1984年に設立され,今年で24年目を迎えます.現在,本研究会は法人会員約40社,個人会員約300名を抱えており,年6回の機関誌「Chemical Sensors」の発行,年各2回の研究発表会及び研究会の開催,各賞の授与,各種国内・国際学会の共催,協賛,支援などを行っています.今年度は特別にこの出版事業を加えております.
物理的現象を扱う物理センサに対して,化学的現象を伴うすべての検知素子(バイオセンサも含む)を対象として,包括的に化学センサ (Chemical Sensor) という呼称がつけられた後,世界的にこの呼称が認知され始めたのは,1983年に福岡で開催された第1回化学センサ国際会議 (IMCS) 以降と思われます.その後,この会議は,アジア,欧州,アメリカ地区の順で2年毎に開催され,今年は7月に米国のオハイオ州コロンバスで第12回が開催されます.
化学センサに関する書籍は,故清山先生らが1982年に講談社サイエンティフィックより「化学センサー:その基礎と応用」を発刊されたのが最初です.この本は,今では化学センサ研究のバイブル的な存在になっています.また,同年には「電気化学と工業物理化学」誌の第50巻第1号に化学センサの特集号として,当時の第一線の化学センサ研究者による13件の解説記事と8件の論文が掲載されています.前者の本の目次を見ると,ガスセンサー,固体電解質センサー,生物電気化学センサーに分かれており,当時はセンサではなくセンサーとのばしていたこと,東工大の相澤益男先生がこの直後に使われ始めたバイオセンサという表記はまだここにはなかったこと,固体電解質センサの比率が高かったことなどが分かります.
その後,四半世紀を経て今回の特集号の発刊となるわけですが,その間に化学センサの分野は大きな発展を遂げています.特にバイオセンサの分野では別の国際会議が開催され,国際専門誌も発行されています.今回の目次を見ましても,医療用や生化学用などの多種多様な新規のバイオセンサが紹介されていることがわかりますし,マイクロ分析システム ($\mu$TAS) を組み込んだバイオ・イオンセンサの発展も著しいものがあります.一方,ガスセンサについては,安心・安全向け,車載用,環境計測用,アメニティ用などの新規分野での展開が見られますし,ナノ化材料技術やMEMS技術の進展に伴った省電力型素子やパターン認識方式のマイクロアレイの出現も特筆すべきでしょう.
今回の執筆陣は,化学センサ研究会の役員を中心として,総勢約60名にお願いしており,本研究会の総力を挙げての執筆態勢をとっています.また,ガスセンサ分野とバイオ・イオンセンサ分野がほぼ半々であり,それぞれの応用事例についても何名かの企業の方に執筆していただき,全体的によくバランスのとれた構成となっています.内容的にも単なる解説ではなく,最近の各分野のトピックスを中心に執筆していただいており,最新かつ最先端の内容を知ることができます.
この特集号の発刊およびその単行本の発刊には,本研究会の学術交流基金をあてることが役員会,総会において認められております.また,単行本の発行後には,本研究会の会員全員に配布するとともに,比較的安価な書籍として販売する計画です.昨今の非常に高価な解説本とは異なり,豊富でかつ最新の内容でありながらも,若手研究者や学生諸君にも入手しやすいように配慮する予定です.この一冊が,化学センサ研究の今後の活性化や進展に大いに寄与するとともに,社会に対する有益な情報発信や若い人の教育に役立つことを願っています.
最後に,本特集号を企画するに当たり, 絶大なるご協力を頂きました兵庫県立大学の水谷文雄教授,長崎大学の清水康博教授,(株)ティー・アイ・シィーの津田直樹社長と松田美佐子様に深謝いたします.

第1章 
第1節 
半導体ガスセンサ酸化物半導体を用いた環境モニタリング用ガスセンサ
愛媛大学大学院 理工学研究科 定岡 芳彦

半導体ガスセンサの電極マイクロ設計による高感度化
立命館大学 生命科学部応用化学科 教授 玉置 純

ナノ構造制御した半導体ガスセンサ
九州大学大学院総合理工学研究院 島ノ江 憲剛

メソ・マクロポーラス材料を利用した半導体ガスセンサ
長崎大学工学部材料工学科 兵頭健生 他

層状有機無機ハイブリッド材料を用いたVOCセンサ
独立行政法人 産業技術総合研究所 先進製造プロセス研究部門 伊藤 敏雄 他

有機半導体薄膜を用いたNOxセンサ
静岡大学 電子工学研究所 村上 健司

半導体式ガスセンサの信頼性の向上
新コスモス電機(株) 皆越 知世 他

第1章 
第2節 
固体電体質ガスセンサ車載用および環境計測用ジルコニアガスセンサ
九州大学 産学連携センター 三浦 則雄 他

3価イオン伝導性固体を用いたガスセンサ
大阪大学大学院工学研究科 助教授 田村 真治 他

NASICONを用いたガスセンサ
九州工業大学工学部物質工学科 教授 清水 陽一

新規固体電解質を用いた電流検出型ガスセンサ
九州大学大学院工学研究院 応用化学部門 石原 達己

固体電解質を用いた炭酸ガスセンサの安定化
愛媛大学 大学院理工学研究科 物質生命工学専攻 青野 宏通 他

ジルコニア固体電解質のセンサ応用
日本特殊陶業株式会社 常務取締役 知的財産部 品質保証部担当 八木 秀明

電気化学式COおよびCO2センサ
フィガロ技研(株)センサ開発部 兼安 一成

第1章 
第3節 
各種原理に基づくガスセンサおよびマイクロセンサシステム吸着燃焼式マイクロガスセンサ
長崎大学工学部 江頭 誠 他

マイクロガスセンサ素子上への燃焼触媒集積化
独立行政法人 産業技術総合研究所 西堀 麻衣子 他

エレクトロニックノーズシステム
金沢工業大学 高度材料科学研究開発センター 南戸 秀仁

陽極酸化薄膜を用いたガスセンサ
長崎大学工学部 教授 清水 康博 他

ガスセンサのマイクロ化・集積化
東京電機大学 工学部 電気電子工学科 教授 原 和裕

高温動作が可能な電界効果型ガスセンサ
石巻専修大学 理工学部 教授 中込 真二

高分子材料を用いたQCMガスセンサ
愛媛大学大学院理工学研究科 物質生命工学専攻応用化学コース 准教授 松口 正信

第1章 
第4節 
ガスセンサの応用高性能湿度センサとガスセンサの開発と今後の展望
株式会社 山武 研究開発本部 主席研究員 黒岩 孝朗

固体電気化学式センサを用いた換気警報器の開発
矢崎総業株式会社 永井 清治

ガスセンサを用いた植物機能の評価法
金沢星稜大学 経営戦略研究科 大薮 多可志

ナノ孔ガラスを用いた大気環境物質の高感度検出
金沢星稜大学 経営戦略研究科 内山 政弘 他

半導体ガスセンサの計測器への応用
エフアイエス株式会社 開発部マネージャー 花田真理子 他

電気化学式ガスセンサの最近の応用
理研計器株式会社 今屋 浩志 他

都市ガス業界におけるガスセンサ技術の現状と課題
大阪ガス株式会社 エネルギー技術研究所 マネジャー  大西 久男

第2章 
第1節 
酵素センサ・免疫センサ・イオアンセンサバイオセンサの高感度化と化学増幅
兵庫県立大学大学院物質理学研究科 水谷 文雄

カロリメトリックバイオセンサ
神奈川工科大学 工学部 応用化学科 教授 佐藤 生男

酵素ミセル膜を用いるバイオセンサ
埼玉工業大学大学院工学研究科 物質科学工学専攻 内山 俊一 他

修飾酵素のバイオセンサへの適用
産業技術総合研究所 生物機能工学研究部門 矢吹 聡一

免疫センサチップ
(独)産業技術総合研究所 生物機能工学研究部門 研究員 栗田 僚二

SPR免疫センサ
オムロン株式会社 技術本部 コアテクノロジーセンタ 岩坂 博之 他

イオンセンサ:無機から有機イオンへ
岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)教授  勝 孝

イオンセンサの流れ系への応用
芝浦工業大学工学部応用化学科  正留 隆 他

半導体化学イメージセンサによるイオン分布の可視化
東北大学大学院 医工学研究科  吉信 達夫

第2章 
第2節 
細胞センシング・マイクロシステム細胞機能を利用するマイクロバイオセンサ
東北大学大学院環境科学研究科  井上(安田)久美 他

藻類細胞を用いたバイオセンサによる多角的センシング
東京大学生産技術研究所 立間 徹 他

細胞チップのためのバイオセンサ技術
富山大学大学院 理工学研究部 鈴木 正康

単一細胞工学のセンシング技術への展開
東京農工大学 大学院工学府 生命工学専攻 教授 松岡 英明 他

ナノデバイスによるバイオセンシング
(独)産業技術総合研究所 健康工学研究センター 副センター長  分子科学研究所 客員教授 馬場 嘉信

細胞操作・センシングのためのバイオリソグラフィー
東北大学工学研究科 バイオロボティクス専攻 教授 西澤 松彦

集積化バイオ・化学センシングシステム
筑波大学大学院数理物質科学研究科 物性・分子工学専攻 鈴木 博章

電気化学検出集積型マイクロ流体デバイス
(独)産業技術総合研究所 健康工学研究センター 脇田 慎一 他

第2章 
第3節 
バイオセンサ材料・作製法・検出法交互累積法によるナノ薄膜およびナノカプセルを用いたバイオセンサ
東北大学大学院薬学研究科 王 保珍 他

レドックス活性ポリエチレンオキシドを用いたバイオインターフェースの構築
芝浦工業大学工学部応用化学科 准教授 今林 慎一郎 他

ウイルス1粒子の超高感度計測に向けて
県立広島大学生命感極学部環境科学科 江頭 直義 他

リアクター型バイオセンサ
県立広島大学生命感極学部環境科学科 飯田 泰広

分子インプリント高分子の「ゲート効果」を利用したバイオミメティックセンサ
県立広島大学生命感極学部環境科学科 吉見 靖男

ケミカルCCDを用いるバイオエレクトロニクスセンサの開発
富山大学大学院 理工学研究部 生命・情報・システム学域 教授 篠原 寛明

第2章 
第4節 
バイオセンサの応用酵素・電気化学式血糖センサシステムの開発
松下電器産業株式会社 バイオ技術開発室 チームリーダー・工学博士 中南 貴裕

デジタル尿糖計の開発と糖尿病予防への応用
株式会社タニタ バイオヘルスケア推進部 伊藤 成史

体内埋込型バイオセンサ
徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部 准教授 安澤 幹人

医療福祉用フレキシブル電極・センサ
国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所 障害工学研究部 生体工学研究室室長 外山 滋

電気化学的DNAセンシング
福井大学大学院 工学研究科 生物応用化学専攻 末 信一朗 他

定質という考え方と新しいセンサ技術
九州工業大学大学院 生命体工学研究科 教授 春山 哲也

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2008年03月10日

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マテリアル インテグレーション 2008年2月号

特集 ユビキタスエネルギーデバイスのための材料開発



定価3,150円(税込・送料別) 別途送料200円

ユビキタスエネルギー技術の研究戦略
独立行政法人 産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門長 小黒 啓介

巻頭言
年間500エクサジュールとも言われる人類が使うエネルギー総量は増加の一途をたどり,止まることをしらない.石油を始めとするエネルギー源の枯渇と地球規模での気候変動への影響は,この肥大化したエネルギーを人類がコントロールできなくなった結果である.
このことは,エネルギー消費が経済原理や市場原理に委ねられているからでもある.一方で,エネルギー問題を解決する手段の重要な担い手は技術開発であるが,技術開発もまた,経済原理や市場原理と無縁ではない.
エネルギー技術は,エネルギー収支を基本としたライフサイクルアセスメントに見合った技術でなければならない.しかし,それを乗り越えることはたやすくない.多くの未熟な技術シーズは,この段階で振り落とされてしまう.ところが技術シーズは,他の技術要素と組み合わせることでも課題を解決できることがあり,また商業レベルでの開発が効率の大幅な改善を実現することも多い.そのため,大規模エネルギー供給用途を研究開発の直接のターゲットに置くのではなく,小型で付加価値の高い情報機器などの電源をターゲットにして,エネルギーとしては高コストであっても実用化が見込める技術を手掛けることが考えられる.このように小規模でも実用化した技術の中から,大規模エネルギー供給用途に適用できるものが生まれてくると考えるのが,ユビキタスエネルギー技術の研究開発戦略である.すなわち,使用量は少なくても高いコストを吸収できる高付加価値の用途で事業化するステップが,エネルギー収支の面でも実用化するような本格的なエネルギー技術に育つためのルートであると考えている.その意味で様々な技術シーズが試される最初の用途はモバイル機器であり,次いで自動車など移動体の動力であろう.
ユビキタスとは,いつでもどこにでも遍く存在するという意味で使っていて,ユビキタスエネルギー技術は,どこででも利用できるエネルギー源の提供を目指している.では,このようなユビキタスエネルギー技術について,トップダウン的な視野から研究開発の体系を俯瞰してみよう.
現状の機器類で最も利用しやすい形態のエネルギーは電力である.そのため,当面のターゲットはポータブル電源ということになる.様々な電源が考えられるが,二次電池と燃料電池が主な対象となる.
二次電池は,既に年6,000億円を超える産業に成長しているが,更にエネルギー密度と安全性の高いものが求められている.それらに加えて,当面は,コスト,耐久性,全容量を充放電できる速さである時間率,エネルギー効率などの得失から用途を分けて各種の電池を並行して研究することになる.そして電池を構成する要素に分けた場合の研究対象は,正極,負極,電解質,集電体などである.
燃料電池ではモバイル機器に適用できるような常温で作動し,燃料をタンクで供給するタイプを目指している.
身の回りに遍く存在し,自然の循環に委ねられるものとしては,水と空気がある.固体高分子形燃料電池は水素を燃料とする発電装置の代表であり,酸素を消費して水を排出する.幸いにして水素は燃焼エネルギー当たりで最も軽い燃料であり,高分子膜を使えば出力密度も高い.しかし,いいのはそこまでであった.水素をいかに貯蔵するかを始め,貴金属触媒のコスト,耐久性など課題は多い.
水素貯蔵の課題は,水素吸蔵合金などの貯蔵媒体や水素を発生できる燃料の開発につながり,また水素以外の燃料を使うダイレクト燃料電池の研究に及んでいる.
二次電池でも燃料電池でも,開発や評価にはナノ・スケールの構造を持つ材料界面の解析が欠かせない.X線等による分析や電子顕微鏡による観察を第一原理計算の結果と合わせることで,統合的な解析ができると考えている.これら競合する電池・燃料電池技術には共通する基盤が存在するため,各々の研究チームが融合することで,強力な研究開発ポテンシャルが生まれると期待している.

高性能蓄電デバイス用正極材料の開発
独立行政法人 産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門 田渕 光春 他

高性能二次電池負極材料の開発とナノ材料技術
独立行政法人 産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門 境 哲男

リチウム二次電池電解質としてのイオン液体
独立行政法人 産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門 松本 一 他

固体高分子形燃料電池電極材料の研究開発
独立行政法人 産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門 安田 和明 他

新しい水素貯蔵材料の開発
独立行政法人 産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門 徐 強

ユビキタスエネルギーデバイス用触媒におけるマテリオミクス
独立行政法人 産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門 山田 裕介 他

ユビキタスエネルギー材料の分析電子顕微鏡による構造解析
独立行政法人 産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門 秋田 知樹 他

連載健康環境産業シリーズ(1)ナノテクノロジーの社会的影響
独立行政法人産業技術総合研究所東京本部  阿多 誠文

連載近代日本のセラミックス産業と科学・技術の発展に尽力した\\偉人,怪人,異能,努力の人々(31)秩父セメント株式会社 初代から5代目までの社長,諸井恒年,大友幸助,諸井貫一,大友恒夫,諸井虔社長の苦労と栄光の奮闘記(1)諸井恒年社長
宗宮 重行

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2007年12月07日

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マテリアル インテグレーション 2007年11月号

定価5,250円(税込・送料別) 別途送料200円

特集 生命機能と材料-生命機能マテリアル/生命現象マテリアル-


巻頭言
生命機能と材料特集号の出版にあたって
岡山大学大学院自然科学研究科機能分子工学専攻 教授 尾坂 明義
正倉院所蔵の瑠璃椀や朱塗りの象牙製のばちるの前に立つと,知らず知らずのうちに歴史という名の人類の記憶をたどろうとする自分に気づく.45億年前ともいわれる地球の誕生以来,さらに何十億年という気の遠くなるような時間を経て生命が誕生した.母なる大自然はこの間何を待っていたのであろうか,現代のすべての生き物に通じるDNAのシステムを作り上げるのにか.あるいは,そのシステムを作りあげたときの将来の姿を考えていたのでありましょうか?この45億年という時間は,仏教でいう弥勒菩薩の出現とほぼ期を一にする(実は56.7億年).人類の叡智はその精緻な生命システムの基本的要素を解読することができた.その今こそ,生命システムのもたらす奇跡的結果として営々と営まれてきた生命に対し、心からの畏敬を表す時であろう.
珊瑚虫はどのようにしてその生命の維持に適切な構造と各々に適切な位置を知り,まさにその場所に落ち着くことができるのか.アンモナイトやカタツムリ等巻貝類は,どうやって高等数学で初めて記述できるぐるぐる巻きの構造を知り,必要十分の成長を遂げ,それがすめば成長を止めることかできるのはなぜ・どうしてか?,その生命システムのなせる技を知るにつけ只々驚くばかりである.私たちの手足はいくらかの制限はあるもののほぼ自由な運動ができる.手をゆっくりとひらりひらりと翻しながら,禅の英傑である鈴木大拙は「これを妙というんだ」といったとか.腕を下から横に振り上げ振り下ろしている様子を表している図は,レオナルド・ダ・ビンチの有名な人体の運動図である.この図を描いている時,レオナルドの胸中には何が去来していたのか,想像するだに楽しい.今はマイクロソフトの創始者の手中にあるこの本物を先日東京で目の当たりにした時(記憶違いでなければよいが),天才は生命機能の神秘というよりは,人体の運動機構にしか目がいっていなかったのではと,筆者は考えている.
この美しい考え抜かれた生命の働きに対して崇敬の念を抱きながらも,現代の私たちが,そこから何かを真似ぶ(学ぶ)ことを,母なる大自然はきっと許して下さると信じている.それは,与えられた生を全うする,という大きな目標と命題が与えられているからに他ならない.すなわち,生命体の構造自体とその生成の機構を学び,近代科学の知恵を結集して,生命機能を受け持つ人工の材料を作りだすことは,大自然からすると人の知恵など知れたこと,身の程知らぬと哄笑に値するかもしれぬが,大型ジェット機を飛ばすことと比べれば,その方がよほど神を恐れぬワザであろう.機構を知り,その物理的・化学的機能を発揮する生命機能構造体をつくり(真の生命機能構造体に肉迫し),実際の生命体がいかにそれらを認識するかを確かめることは,決して母なる大自然に逆らうことではない.
今回の特集号には,これまで生命機能材料に携わってきている国内の碩学が,それぞれの得意とする領域について,その研究の粋を解説している.その意味で,生命機能マテリアルのいわば最高の解説書であろう.

第1章生体セラミックスの骨組織結合性発現機序とこれに基づく医用材料設計
岡山大学大学院 自然科学研究科 機能分子化学専攻 医用生命工学講座 尾坂 明義 他

第1章生体吸収性高分子複合材料による細胞の機能制御
物質・材料研究機構 生体材料センター 陳 国平 他

第1章ホメオスタシスを調整する生体無機材料
物質・材料研究機構 生体材料センター 生駒俊之 他

第1章魚類のウロコに認められる角膜様のコラーゲン配列とその形成メカニズムの解明
北海道大学大学院水産科学研究院 都木 靖彰

第1章材料科学からみた骨組織の成因メカニズム
東京工業大学大学院 理工学研究科材料工学専攻 田中 順三 他

第1章人工骨を用いた骨再生
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 脊椎・脊髄再生治療学講座 早乙女 進一 他

第2章ナノ構造を制御した能動的機能を有する新しいバイオセラミックス
大阪市立大学大学院工学研究科機械物理系専攻 工学部知的材料工学科 横川 善之

第2章フェライト微粒子のバイオ分野への応用の現状と新しい応用の可能性
静岡大学 工学部 物質工学科 脇谷尚樹 他

第2章クラスターイオンビームによる医用材料の表面改質
京都大学大学院工学研究科 附属光・電子理工学教育研究センター 川下 将一 他

第3章バイオミメティック環境における高分子基板表面での骨様アパタイト膜形成
九州大学大学院 歯学研究院 竹内 あかり 他

第3章アパタイトファイバースキャフォルドの創製と骨再生への応用
明治大学理工学部 准教授 相澤 守 他

第3章リン酸カルシウムスキャホールド:残すデザイン,吸収させるデザイン
東北大学 大学院環境科学研究科 井奥 洪二 他

第3章生体活性セラミックスの生体内反応に基づく有機-無機ハイブリッドの創製
東北大学大学院環境科学研究科 助教 上高原 理暢 他

第3章生理活性無機イオンを含有するヒドロキシアパタイトの微細構造と生体分子吸着
岡山大学大学院自然科学研究科 早川 聡 他

第3章生体に学ぶ・骨組織と置換する機能系材料
九州大学大学院歯学研究院 石川邦夫 他

第4章新しい細胞培養法による硬組織再生技術
産業技術総合研究所ナノテクノロジー研究部門 植村 寿公 他

第4章間葉系幹細胞を利用した生体材料に生物機能を付与する技術
産業技術総合研究所 セルエンジニアリング研究部門 組織・再生工学研究グループ 廣瀬 志弘

第4章網羅的遺伝子発現解析による生体材料のin vitro評価
(独)物質・材料研究機構  生体材料センター生命機能 制御グループ グループリーダー 花方 信孝

第4章羊毛ケラチンを用いた細胞足場作製技術
大阪市立大学大学院工学研究科 化学生物系専攻 田辺 利住 他

第4章ナノアパタイト複合材料(ソフトナノセラミック・プロセッシング)とその応用
国立循環器病センター研究所 先進医工学センター 生体工学部 岡田 正弘 他

第5章医療機器市場の現状と課題
(独)物質・材料研究機構 特別専門職 大森 健一

第5章医療現場を支える産業技術と商品群「整形外科インプラント」
スミス・アンド・ネフュー オーソペディクス(株) 製品開発部 遠藤ミゲル雅崇

第5章ナカシマプロペラが開発する先端技術と製品群
ナカシマプロペラ株式会社メディカル事業部 藏本 孝一 他

連載第2次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に,友好と親善に尽力した世界の大学教授(32)ドイツKaiser Wilhem Institut (Now the Max Planck Institute)からアメリカPennsylvania State Universityに移り,Coloured Glasses, The Constitution of Glasses: A Dynamic Interpretationなどの著書を出版し,世界各国から共同研究者,学生が研究に参加し,一生をガラスの研究に尽力したアメリカペンシルバニア州立大学Woldemar Anatol

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2007年08月05日

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マテリアル インテグレーション2007年7・8月号

定価6,300円(税込・送料別) 別途送料200円


特集 エンジニアの源流---時代と世界の先端を走る(セラミックス革命)


巻頭言

炎が生み出すセラミックス-東京工業大学無機材料工学科 特集号の出版にあたり-
平成18年度 無機材料工学科学科長 鶴見 敬章

再生医療とナノテクノロジー 本当の神経組織を再生する
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 田中 順三

プロセッシングを通してみるセラミックス:塊から薄膜まで
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 篠崎 和夫

ナノテクノロジーと電子セラミックス
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 鶴見 敬章

ドメインエンジニアリングによる非鉛系圧電材料の特性向上
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 和田 智志

地域を結ぶトンネル技術の今昔
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 大門 正機

社会のインフラと材料
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 坂井 悦郎

セラミックスのナノワールドから地球環境を考える
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 岡田 清

環境をきれいにする驚異の機能表面
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 中島 章

落として割れる皿よりも,割れにくい皿の方が良いでしょう?
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 安田 公一

セラミックスを構造材として上手に使いこなす方法--強度信頼性解析--
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 松尾 陽太郎

光ファイバ通信---高速大容量の光通信にはなぜガラスの糸が最適なのか?---
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 柴田 修一

ガラスの中のイオンを操る--極微小なサイズの屈折率分布形成--
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 矢野 哲司

創造性の育成を目指す学生実験
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 櫻井 修

分析技術:極微をはかる--原子の世界からセラミックスを観る
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 木口 賢紀

副作用を少なくするナノDDSの開発
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 吉岡 朋彦

臨床応用を目指した新たな「軟骨再生技術の開発」に向けて
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 大藪 淑美

薄膜の不思議な世界ナノオーダーの謎を追う
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 高 鉉龍 他

セラミックス微小領域の高周波誘電率測定法の開発
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 掛本 博文 他

チタン酸バリウム微粒子の誘電特性におけるサイズ効果
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 保科 拓也 他

熱水がつくりだす機能性セラミックスの膜
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 大場 陽子

低温水熱反応を利用した新しい繊維補強\\セメント系材料の開発を目指して
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 斎藤 豪

環境に優しい層状物質:層状複水酸化物
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 亀島 欣一

セラミックスのナノワールドから地球環境を考える
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 鈴木 俊介

セラミックスの破壊に伴う粒子放出現象---フラクトエミッション---
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 塩田 忠

研究に対する思いと心の支え
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 古嶋 亮一

規則的に配列された材料をつくる
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 瀬川 浩代

規超半球型微小ガラス素子の作製と光機能
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 岸 哲生

微小な物質を周期状に生成する
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 船曳 富士

プラズマがつくる高機能ナノパーティクル
(独)物質・材料研究機構 ナノセラミックスセンター 東京工業大学材料工学専攻 石垣 隆正

企業の役割と大学の役割,そして連携
三菱マテリアル(株)開発企画室 東京工業大学材料工学専攻 駒林 正士

Perspectives on Teaching Technical English in the Tokyo Tech. Ceramics Science Department
Metallurgy and Ceramics Science, Tokyo Institute of Technology Jeffrey S. Cross

産学連携の急展開---先端技術から社会の求める製品を目指して
昭栄化学工業(株) 遠藤 忠

“最先端”を創造する企業研究者」の条件とは---CD-Rからセラミックス・インテグレーションまで
太陽誘電(株)商品開発本部 石黒 隆 他

フィラーの世界
電気化学工業(株) 大牟田工場セラミックス研究センター長 鈴木 正治

循環型社会の実現をめざすセメント産業
太平洋セメント(株) 尾花 博

セメント・コンクリートに機能性を与える特殊混和材
電気化学工業(株) 宇田川 秀行

“ここ”はセラミックス研究者\\のスタート地点
日本ガイシ(株) 冨田 崇弘

ナノテクノロジーが切り開く新しい耐火物技術---低黒鉛含有マグカーボン耐火物 (FANON) の開発
黒崎播磨(株)常任監査役 浅野 敬輔

板ガラスあれこれ
旭硝子(株) 前田 敬

終わり無きProject-X:「材料創製」
(独)物質・材料研究機構 大橋 直樹

セラミックスの科学へといざなわれて
特許庁 青木 千歌子

変幻自在に成長するガラス細工のように
経済産業省大臣官房秘書課企画調査官 金子 修一

行政官としてのこれまでの経験
文部科学省研究振興局量子放射線研究推進室 室長補佐 本橋 隆行

応用セラミックス研究所・セキュアマテリアル研究センターとの連携
東工大応用セラミックス研究所 所長・教授 近藤 建一

原子力はグローバル環境・エネルギー危機を救えるか:原子核工学と材料工学の役割
東京工業大学 原子炉工学研究所 矢野 豊彦

カリキュラムからみた教育理念について
東京工業大学 2007年度 教育委員 坂井 悦郎

COEによる研究教育の取り組みについて
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻 田中 順三 他

わたしの益子焼
陶芸作家 村田 浩

日本の近代的陶芸・製陶工業を育てたDr.ワグネル・手島精一と門下の人びと
東京工業大学百年記念館特任教授 東京工業大学名誉教授 道家 達将

無機材料工学科各研究室の装置


セラミック研究開発---ふたりの先輩の足跡をたどる
東京工業大学名誉教授 福長 脩

連載第二次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授と科学者(30)SiCの緻密な焼結体の製法を添加剤,雰囲気などいろいろの因子をしらべて研究し,世界初の緻密なSiC焼結体の作製に成功した.またムライトについても研究し,透光性,Al2O3-SiO2系のムライトの相関係などを明らかにしたアメリカG. E. CRDのDr. S. Prochazka
宗宮 重行

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マテリアル インテグレーション2007年5月号

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特集 知の創造から知の活用へ-北大創成科学共同研究機構


ごあいさつ---北海道の未来にむかって
北海道大学創成科学共同研究機構 機構長 長田 義仁

北海道大学の北キャンパス約30ヘクタールの広大な敷地には北海道大学の研究施設(創成科学共同研究機構,電子科学研究所附属ナノテクノロジー研究センター,触媒化学研究センター,先端生命科学研究院),科学技術振興機構・研究成果活用プラザ北海道,道立試験研究機関(工業試験場,地質研究所,環境科学研究センター),北海道産学官協働センターなどが立地し,「知」の一大集積地を形成しています.創成科学共同研究機構は「新たな学問領域の創成」と「部局横断的な研究の推進」を図ることを目的として平成14年に設立いたしました.

これまでの大学では,学部や研究者毎にどちらかというと閉鎖的な研究がされていたり,地域や企業との連携が不十分などいくつかの課題がありました.それではこれからの複雑に絡み合う環境などの問題や社会の要請に応えることができません.これからの大学は,トップダウンによる迅速な意思決定,時代のニーズに対応した複合・融合学問の創設,地域や社会との連携強化を図っていく必要があります.

北海道大学では,これらの課題・要請に応えるため,様々な対応・組織改革を行ってきました.その一つとして,大学にて創造された「知」を積極的に活用し経済や地域社会に貢献することを目的に,創成科学共同研究機構は創られました.創成科学共同研究機構では,従来の研究科,研究所,研究センター等の枠組みから離れて,異分野の研究者を学内外から公募し,専用の研究室や予算を用意し,独創的な研究を推進しております.

その成果・理念が評価され,当機構を拠点とした「北大リサーチ\& ビジネスパーク構想」は平成15年度文部科学省科学技術振興調整費・戦略的研究拠点育成プログラムに採択され,平成17年度には,文部科学省による中間評価の結果,最高評価である「A」を獲得することができました.この「北大リサーチ\& ビジネスパーク構想」では,北海道の地域性を活かした戦略重点プロジェクト研究部門として「人獣共通感染症の診断・治療法の開発」,「移植医療・組織工学」,「食の安全・安定供給」,「環境・科学技術政策」の4つのプロジェクトを立ち上げ,全国から採用された専属の研究スタッフにより,目的達成型プロジェクトとして研究が推進されております.また企業出身者からなる戦略スタッフ部門により,北大で生み出された研究成果をスムーズに事業化できるよう,ビジネスモデルやパテントマップ構築,研究成果のデータベース化等により,研究者を支え,「知の活用」をサポートしています.

これからも創成科学共同研究機構は,北海道大学の先駆的研究拠点として,また,大学の成果を事業化・産業化につなげる地域貢献の拠点として,精力的な活動を行ってまいります.

本特集号はその活動成果の一端を紹介するものです.次代を担う研究者の最新の研究が載っておりますので,皆様ぜひご覧下さい.



創成科学共同研究機構の果たす役割
北海道大学創成科学共同研究機構 研究企画部長 渡部重十

計算科学:見えないものを観る
北海道大学創成科学共同研究機構 特定研究部門 寺倉 清之

生物機能マテリアル:海からの贈り物を活かす
北海道大学創成科学共同研究機構 特定研究部門 松田 篤 他

神経細胞の発達と細胞周期を制御する新規タンパク質ファミリー
北海道大学創成科学共同研究機構 流動研究部門 松岡 一郎

海の汚染をホヤに聞こう-ホヤの遺伝子発現を指標にした海洋汚染化学物質の影響評価系の開発-
北海道大学創成科学共同研究機構 流動研究部門 安住 薫

ハイパーブランチ糖鎖高分子の合成と特性
北海道大学創成科学共同研究機構 流動研究部門 佐藤 敏文

分子性材料の伝導性を場所ごとに光で変える新しい接合子構造作製法を目指して
北海道大学創成科学共同研究機構 流動研究部門 内藤 俊雄

トポロジーを視点とした光物性計測
北海道大学創成科学共同研究機構 流動研究部門 戸田泰則 他

有機農業への新アプローチ
北海道大学創成科学共同研究機構 流動研究部門 信濃 卓郎 他

アメーバに学ぶ経路探索の方法
北海道大学創成科学共同研究機構 流動研究部門 手老 篤史 他

植物の受精・発生の解析:植物育種学への応用に向けて
北海道大学創成科学共同研究機構 流動研究部門 星野洋一郎 他

ライフサイエンスにおける自己組織化技術:自己組織化パターン表面と細胞の相互作用
北海道大学創成科学共同研究機構 流動研究部門 山本 貞明 他

カーボンナノチューブを用いたバイオセンサ
北海道大学創成科学共同研究機構 戦略重点プロジェクト研究部門 武笠 幸一 他

ゲルの衝突と破壊:柔軟さと丈夫さ
北海道大学創成科学共同研究機構 戦略重点プロジェクト研究部門 田中 良巳

根圏の力:根のまわりを科学する
北海道大学創成科学共同研究機構 戦略重点プロジェクト研究部門 和崎 淳 他

連載第二次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授と科学者(29)Rate Controlled Sintering という焼結技術を1965年(昭和40年)以降精力的に発表され,その他ムライト,スピネル,アルミナ,Radwaste,超伝導物質,Shock Condition,Explosive Processing などいろいろな方面の研究をされると共に,よい講義をされた研究者,教育者,大学行政者であったアメリカ North Carolina State University の Hayne Palmour Ⅲ 教授
宗宮 重行

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マテリアル インテグレーション 2007年1月号

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特集 ガラス・フォトニクス材料の最近の動向

光増幅用超小型導波路の開発
旭硝子(株)中央研究所・(財)光産業技術振興協会 近藤 裕己

自己組織化金属ナノ粒子の表面プラズモン共鳴とその応用
名古屋工業大学 環境材料工学科 野上 正行 他

結晶化ガラスの二次光非線形性と結晶ラインパターニング
長岡技術科学大学工学部物質・材料系 教授 小松 高行

第一原理計算によるガラス中の欠陥の研究
産業技術総合研究所 計算科学研究部門 複合モデリンググループ 田村 友幸 他

ゾル--ゲル法によって作製されるセラミックコーティング膜の亀裂と面内応力について
関西大学 工学部 先端マテリアル工学科 幸塚 広光

Y2O3:Eu3+をドープしたホウケイ酸ガラスの蛍光特性とガラス構造
兵庫県立大学大学院 工学研究科 物質系工学専攻 教授 矢澤 哲夫

リン酸塩ガラスから得られるプロトン伝導性ハイドロゲル
名古屋工業大学大学院 工学研究科 教授 春日 敏宏 他

レーザーによるガラス内部の立体彫刻
中国浙江大学材料系 教授 邱 建栄 

連載第二次世界大戦後の日本のセラミックス科学の発達に友好と親善に尽力した世界の大学教授と科学者(27)セメント化学,コンクリートの権威者,女性科学者として活発な アメリカペンシルバニア州立大学 Della M.Roy 教授
宗宮 重行

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Posted by 株式会社CSセンター at 01:46MATERIALS INTEGRATION